2020年07月11日

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2020年06月25日のつぶやき
















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2020年06月25日

スーパーシティ法は超監視社会実験 2 ( 声を発信しよう)

この法案には個人情報の主権者が曖昧にされているとされます。東京新聞は『「この法律には、私の個人情報は私のもの、という『データ主権』の視点が欠けている。計画承認の住民合意の手続きも明記されず、国や自治体がもつ個人情報が、本人の意に反して使われていく恐れがある」。NPO法人「アジア太平洋資料センター」の内田聖子共同代表は警鐘を鳴らす』といいます。具体例の紹介として『例えば日本のある町で、スーパーシティが実現したとする。自分で病院に行けない高齢者が配車アプリを利用し、市民が運転するボランティアタクシーを呼ぶ。運転者は、ポイントによる地域電子通貨を得られる。通院予約や遠隔医療も活用し、地域ケアと配車システムも連動できる。「とても便利に見える一方で、病院予約や健康状態のデータ、ドライバーの運転歴や走行履歴、電子通貨の支払いといった情報も運営主体に集められる」と内田氏。国や自治体が保有する個人情報も、公益に資すると判断されれば、本人同意や通知なしに運営主体に提供される恐れがある』とし、「便利」の背景にある落とし穴を指摘しています。
海外の事例として『米グーグルの親会社アルファベット傘下の都市開発会社サイドウオーク・ラボは五月、カナダのトロントで進めていた計画を断念すると発表した。監視カメラで得た市民の行動データを利用するという計画に反対運動が起きた上、新型コロナによる財政負担が追い打ちをかけた。「行政と企業が民意をないがしろにしたつけだ。市民の協力なくして、スーパーシティも実現しない」と内田氏は言う』とありますが日本にとって人ごとではありません。
法案は成立したが今後の問題について『法は成立した。このような事態にならないようにする手段はないのか。スーパーシティには、自治体の首長の判断で応募できる。議会の同意も必須ではない。それでも反対が強ければ、首長は踏み切れない。海渡氏は「#スーパーシティ法案に抗議します」などのツイッターデモが発生し、反対世論が盛り上がったことを評価する。「自分の住む自治体が手を挙げた時、不信を感じたなら、反対の声を上げればよい。企業などの運営主体と住民、どちらがスーパーシティの主権者になるのかが問われている」と、海渡氏は語った』と報じている。
個人情報の収集はネットが主役となります。不信や不安を感じたらネットで発信する、ネットは敵でもあり味方でもあります。

こちら特報部 スーパーシティ法 成立(下) 多くの懸念拭えぬまま 「不信を感じたら反対の声上げて」 地方自治企業の手に 運営主体に情報蓄積 データ主権視点なし
東京新聞 2020年6月9日
「この法律には、私の個人情報は私のもの、という『データ主権』の視点が欠けている。計画承認の住民合意の手続きも明記されず、国や自治体がもつ個人情報が、本人の意に反して使われていく恐れがある」。NPO法人「アジア太平洋資料センター」の内田聖子共同代表は警鐘を鳴らす。

 例えば日本のある町で、スーパーシティが実現したとする。自分で病院に行けない高齢者が配車アプリを利用し、市民が運転するボランティアタクシーを呼ぶ。運転者は、ポイントによる地域電子通貨を得られる。通院予約や遠隔医療も活用し、地域ケアと配車システムも連動できる。

 「とても便利に見える一方で、病院予約や健康状態のデータ、ドライバーの運転歴や走行履歴、電子通貨の支払いといった情報も運営主体に集められる」と内田氏。国や自治体が保有する個人情報も、公益に資すると判断されれば、本人同意や通知なしに運営主体に提供される恐れがある。

 そもそも日本の個人情報保護法は電子データに十分対応できていない、と内田さんは指摘する。「個人情報の定義は、オンラインの識別情報や位置情報まで広げることが必要で、個人情報の開示や訂正、削除などを当人が求める権利も明記されるべきだ」

 個人情報の扱いを巡り、海外のスマートシティー計画では反発も起きている。

 米グーグルの親会社アルファベット傘下の都市開発会社サイドウオーク・ラボは五月、カナダのトロントで進めていた計画を断念すると発表した。監視カメラで得た市民の行動データを利用するという計画に反対運動が起きた上、新型コロナによる財政負担が追い打ちをかけた。「行政と企業が民意をないがしろにしたつけだ。市民の協力なくして、スーパーシティも実現しない」と内田氏は言う。

 過度な監視社会に警鐘を鳴らしてきた海渡雄一弁護士は「コロナ禍で、位置情報データを使った感染ルートの特定なども期待されているが、それは住民と健康当局の一対一のデータのやりとりにすれば良い。個人の行動に関するさまざまなデータがスーパーシティの運営主体に蓄積されることが問題だ」と指摘する。

 日本は昨年、スーパーシティ整備で先行する中国政府と、地方創生に関する協力を強化する覚書を交わしている。海渡氏は「日本でも運営主体が外資系企業になることはあり得る。中国では、国の統制下にある巨大IT企業が情報を集約し、少数者をあぶり出す。プライバシーの侵害どころか、声も上げられない。地方自治と公共性を破壊し、ミニ監視国家を生み出そうというのが、この法律の本質」と警鐘を鳴らす。

 国会審議を見守ってきた奈須利江・東京都大田区議は「上下水道などのインフラ更新から教育まで、自治体の運営が情報企業の手にゆだねられる危険性もある。便利さはただでは手に入らない。企業の利益に税金が流され、身近な住民サービスが削られる恐れもある」と危うさを感じている。

 法は成立した。このような事態にならないようにする手段はないのか。

 スーパーシティには、自治体の首長の判断で応募できる。議会の同意も必須ではない。それでも反対が強ければ、首長は踏み切れない。海渡氏は「#スーパーシティ法案に抗議します」などのツイッターデモが発生し、反対世論が盛り上がったことを評価する。「自分の住む自治体が手を挙げた時、不信を感じたなら、反対の声を上げればよい。企業などの運営主体と住民、どちらがスーパーシティの主権者になるのかが問われている」と、海渡氏は語った。

 デスクメモ
 2020・6・9
 スーパーシティといえば、沢田研二さんのヒット曲「TOKIO」。そんな同世代の読者もいらっしゃるだろう。あの頃のスーパーシティは、空を飛んだり、星になったり、スイッチ一つで真っ赤に燃え上がったりした。これからは監視したり、データを蓄積したりする。息苦しい。(裕) 
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2020年06月24日のつぶやき












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2020年06月24日

2020年06月23日のつぶやき


















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2020年06月23日

スーパーシティ法は超監視社会実験1(憲法違反の恐れも)

スーパーシティを簡単にまとめると『「まるごと未来都市」。国はこんなキャッチフレーズで売り込んでいる。最新の人工知能(AI)やビッグデータ、情報通信技術(ICT)を活用し、オンライン診療、乗り物の自動走行、ドローンでの配達、キャッシュレス決済など五分野以上の先端技術を組み合わせ、街全体で新しいサービスを受けられるそうだ』(東京新聞)という。似た用語でスマートシティがありますが『内閣府の井上貴至参事官補佐によれば、個別分野でICTを活用するのが「スマート」。それと違い、複数分野で一括して進める点が「スーパー」という。複数の規制を緩和する国家戦略特区を法律で設け、自治体が構想を進める。特区といえば、学校法人「加計(かけ)学園」獣医学部新設を巡る「忖度(そんたく)問題」で注目を浴びた、あの制度だ』とあり、政府が企む怪しげな背景がありそうです。
具体的には『新しいサービスには大量の住民の情報が必要になる。スマートフォンの位置情報だけではない。街中の監視カメラ、センサーを使い、買い物からゴミ出しまで生活全体の情報を、スマートシティの「運営主体」となる行政や委託を受けた企業が集め、共有する。不安を感じる人もいるだろう』、まさにその通りです。
本制度には憲法違反の恐れもあり『推進側は前のめりだが、法案は成立まで曲折を経た。まず昨年六月、廃案に。自治体が条例を作って規制を緩和するという法の規定に憲法違反の可能性があると、内閣法制局が指摘したのだ。その後、構想の是非を閣僚が判断する手続きを盛り込んだ。が、昨秋の国会でも審議日程の制約で再提出を断念した。三度目の正直の今回も注文が付いた。「運用上の透明性の確保」「個人情報の流出防止」「住民合意が基本の地方自治の尊重」。参院はこんな付帯決議でくぎを刺した。やはり、危うい匂いがする』と東京新聞は警鐘を鳴らしています。


こちら特報部 スーパーシティ法 成立(上) 超監視社会 到来の恐れ 未来都市 目指す先は AIやビッグデータ活用 手挙げた自治体から特区選定へ
東京新聞 2020年6月9日
 スーパーシティ法。新型コロナ対策や黒川弘務・前東京高検検事長の問題が注目を集めた今国会で、こんな法律が成立した。国は最先端の技術を活用した「未来都市」の実現を目指すのだとか。一方で「超監視社会が到来する」という批判が強い。このよく分からないカタカナ語が目指す社会はどんなものか。問題はどこにあり、防ぐ手だてはあるのか。(大野孝志、安藤恭子)

 「最先端技術を活用して快適な生活を送ることに異論はないが、代わりに自由とプライバシーを差し出すことはできない」。五月二十七日の参院本会議。スーパーシティ法案の反対討論で森裕子議員(国民民主)が強調した。大門実紀史(だいもんみきし)議員(共産)も「恐るべき監視社会が出現する」と懸念を示した。批判を浴びつつ「改正国家戦略特区法」、いわゆるスーパーシティ法は与党などの賛成多数で可決、成立した。スーパーシティとは、いったい何なのか。

 「まるごと未来都市」。国はこんなキャッチフレーズで売り込んでいる。最新の人工知能(AI)やビッグデータ、情報通信技術(ICT)を活用し、オンライン診療、乗り物の自動走行、ドローンでの配達、キャッシュレス決済など五分野以上の先端技術を組み合わせ、街全体で新しいサービスを受けられるそうだ。

 そういえば「スマートシティー」という取り組みもある。内閣府の井上貴至参事官補佐によれば、個別分野でICTを活用するのが「スマート」。それと違い、複数分野で一括して進める点が「スーパー」という。複数の規制を緩和する国家戦略特区を法律で設け、自治体が構想を進める。特区といえば、学校法人「加計(かけ)学園」獣医学部新設を巡る「忖度(そんたく)問題」で注目を浴びた、あの制度だ。

 新しいサービスには大量の住民の情報が必要になる。スマートフォンの位置情報だけではない。街中の監視カメラ、センサーを使い、買い物からゴミ出しまで生活全体の情報を、スマートシティの「運営主体」となる行政や委託を受けた企業が集め、共有する。不安を感じる人もいるだろう。

 構想の報告書をまとめた国の有識者懇談会の座長は竹中平蔵氏。新型コロナ対策の給付金事業を電通から再委託された人材派遣会社パソナの取締役会長だ。法成立を受け、竹中氏はツイッターにこう書き込んだ。「もっと早く成立していれば、今のコロナ危機への対応も違っていただろう。その点は悔やまれるが、とにかくこれを活用する、前向きな首長さんが出てくることに期待したい」

 今後、手を挙げた自治体の中から特区が決まる。既に内閣府には五十六の自治体がアイデアを寄せた。

 神奈川県鎌倉市はICTの活用で歴史的な価値を保ちつつ、災害や観光客の増加、少子高齢化への対策を図る。千葉県市川市の村越祐民(ひろたみ)市長は、会見で「市役所に来なくていい街、ICTなどで豊かな生活ができる街を目指す」と述べた。

 推進側は前のめりだが、法案は成立まで曲折を経た。まず昨年六月、廃案に。自治体が条例を作って規制を緩和するという法の規定に憲法違反の可能性があると、内閣法制局が指摘したのだ。その後、構想の是非を閣僚が判断する手続きを盛り込んだ。が、昨秋の国会でも審議日程の制約で再提出を断念した。

 三度目の正直の今回も注文が付いた。「運用上の透明性の確保」「個人情報の流出防止」「住民合意が基本の地方自治の尊重」。参院はこんな付帯決議でくぎを刺した。やはり、危うい匂いがする。
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2020年06月12日

新型コロナ感染症の実像は 2(マスクと手洗いで自衛)

ウイルスの感染実験を行っている宮沢孝幸・京大准教授が興味ある提言をインタビューで行っています。
空気中の感染について『宮沢 はい。エアロゾル、まあ、ふわふわーっと浮いて漂ってるやつですね。ですので、直接、一定量の飛沫が来ないと感染しないということは明白だと思うんです。
想田 つまり、空気中にふわふわ浮かんでいるウイルスを吸い込んだとしても、量が少ないから感染しないということですね。
宮沢 そうです。昨日もタクシーの運転手さんが言っていましたけれども、「やっぱり唾液ですよね」という話です。空気感染は考えなくていいですよね、窓を開けていれば大丈夫ですよね、ということを言っていて、私はその通りです、と答えました。
 もし本当に空気感染するのであれば、電車の中でも感染は爆発的に流行しています。満員電車の中でも皆さん黙ってマスクをしていますし、それで密着していても感染は拡がらなかった。いや、それはただ隠しているだけだ、と言う人もいますが、もし隠しているとしても、それが本当であれば、感染者はもっと爆発的に増えていたはずです
』としています。

1人から何人に感染が拡がるかの基準について『宮沢 ある集団で免疫がまったくない場合に、1人から何人に感染が拡がるのかという「R0(ゼロ)(基本再生産数)」の値が国内においては1.7だったわけですね。さらに、いまは、実効再生産数(Rt=実際に1人から何人の人に感染するのかという指標)はもっと低くなってます。
想田 1人の感染者から1.7人に感染するということですね。
宮沢 このデータは、????教科書に載っているかどうか分かりませんが、普通に考えたら空気感染しないレベルです。空気感染するものでは麻疹などが有名なんですけども、この値が12から16なんですよね。ですからR0が1.7ということは、空気感染はほぼ無視していいということなんです。で、お互いマスクをしていたらソーシャルディスタンスを2メートルなんて絶対必要ないし、片方だけがマスク着用という場合でもかなり防げると私は考えています』と述べています。
ゼロリスクとローリスクについて『想田 考え方としては、ゼロリスクはあり得ないということですよね。例えば車を運転すれば事故を起こす可能性はある。だけど皆さんは運転をする。なぜなら便利だから、そしてそれが必要だからということですよね。ゼロリスクではないけれども、運転免許を取って車検をしていれば運転してもいいんではないかというふうに、ある程度リスクが下げられればそれをやってもいいんではないかと考える。そういう考え方で言えば、映画館も大丈夫だということですね。
宮沢 そうですね。たしかにパッと見では「密」のように見えるんですけれども、黙って座っている「密」と、わいわい騒いでいる「密」では全然話が違うので、それは考慮していただかないと困る』といいます。
さらに、「敵はウイルスではない」として『宮沢 いや、その……。敵はウイルスではなく、国民感情と国民を信頼してくれない厚労省ということをずっと考えているんです。油断をされては困るわけです。「もう大丈夫なんだ」「ソーシャルディスタンスは関係ないんだ」と誤解して、マスクを着けずに、わーっと喋ったり、飲み屋でどんちゃん騒ぎをしてもらっては困るわけです。かと言って、ソーシャルディスタンス2メートルを守って、マスクを着けてじーっとしていてください、というのもおかしいんですね。そのへんが難しいんです。それを国民全体が分かってくれないとなかなか上手くいかないんです。おそらく、厚労省の人たちも、国民の様子を見ながら判断していくと思います。国民を説得しないとダメなのかなと思っています
』としています。

「安全」と「安心」については『宮沢 そうです。「安全から安心」という話ですけど、日本の場合はこのハードルがすごく高いんですよ。狂牛病の時のことを考えて欲しいんですが、この時、専門家委員が「安全だ、安全だ」と言い続けたんです。ですが、野党が「怖い、怖い」と言い出したんです。専門家グループが計算すると、アメリカ産の牛肉を食べたところで、狂牛病の患者は全国に最大1名出るか出ないかというところだろう、ということだったんです。ところが皆さん怖がってしまって、アメリカ産の牛肉はダメだということになったわけです』と述べています。

そして『そのトバッチリで、僕の大好きな焼肉屋さんが潰れちゃったんです。本当に怒り心頭だったんです。そういうことをやっているし、2009年の新型インフルエンザの時も「怖い、怖い」ということになってすごく混乱しました。
 だけど喉元過ぎれば熱さ忘れるで、それを検証しないんですよ。政治家たちも「うまく行っただろ?」と言うけど、混乱したことを反省していないんですね。今回も「安心」の方をどうするのかという反省の機会が何回もあったんだけどできていない。だから大変だなと思っています。
想田 ウイルスで命をなくすというのも、もちろん怖いわけですが、それ以上に犠牲が出そうなのが生業をなくすということで。これ、食べるために必要ですからね。お金なしで生きろって言われても無理なわけですから。だからそっちの被害をどう最小限にしていくかが大事ですね。
宮沢 ウイルスと闘っているのではなくて、感情と闘っているんですよね。敵はそっちなんですよ。
想田 やっぱり自分や大切な人が死ぬかもしれない、その死の恐怖ってのは凄いんですよね、人間にとって。
宮沢 ねえ。面白いですよね。僕たちはいったい何千年それと闘ってきたんですかね。ブッダも克服しようって言ってたのに。いまだに克服できないんですね。
想田 死が怖いからといって、「怖い、怖い」といってみんなで死んでしまっては馬鹿馬鹿しいので、怖いけれども「こうすれば大丈夫じゃないか」と工夫をして「できること」をどんどん増やしていければ。いままで「これもダメ、あれもダメ」と「できないこと」ばかりでしたけれども、これからひとつひとつ「できること」を見つけて「できないこと」を減らしていく方向に社会全体が進んで行ければいいな、と。
宮沢 そうですね。ちょっとだけ勇気を持っていただければいい話だと思います
』と結んでいます。
為政者やメディアの過剰なあおりに自衛する必要があります。

動画
https://www.youtube.com/watch?time_continue=5&v=M69AaTyIKIQ&feature=emb_logo

みんながマスクをつければ満席でも大丈夫?  宮沢孝幸・京大准教授に聞く、コロナ時代の映画館の安全と安心
聞き手:想田和弘(映画作家)
答え手:宮沢孝幸准教授(京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化研究分野主宰)

収録日:2020年5月28日
https://note.com/sodakazuhiro/n/n864528f68c94

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、各地で映画館が再開しています。

ウイルス学の専門家・宮沢孝幸京大准教授は、ウイルスの量を「マスク」と「こまめな手洗い」によって削減することで感染を防ぐ「1/100作戦」を提唱されています。

また、「そもそも映画館はローリスクなので営業自粛は不要だった」「みんながマスクをつけるなどの対策を取れば、映画館は満席でも大丈夫」とも主張されています。

その根拠は?つけるのはどんなマスクでもいい?上映中の飲食は?会話は?咳やクシャミは?緊急事態宣言に意味はあった?第二派が来たら?

新作映画「精神0」を劇場公開中の僕にとっては、特に気になる問題です。映画ファンの皆さんにとっても、知りたいことではないでしょうか。そこで宮沢先生にオンラインで様々な疑問を直接ぶつけてみました。インタビューには各地の映画館の方々もオンラインで同席されました。インタビューのYouTube動画は、文末にあります。

聞き手:想田和弘(映画作家)
答え手:宮沢孝幸准教授(京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 附属感染症モデル研究センター ウイルス共進化研究分野主宰)
協力:東風/ノーム/一般社団法人コミュニティシネマセンター/シアター・イメージフォーラム
収録日:2020年5月28日(書き起こし原稿に加筆・修正を加えています)

以下一部抜粋

ウイルスの量と感染力
宮沢 私は長い間ウイルス研究をしていて、ミクロな研究、つまり試験管内での実験から、マクロな研究とされる動物への感染実験をやってきました。それで僕たちは動物感染実験をするときに、実験する動物にウイルスをどれだけ大量に打ち込むかっていうことに苦労するわけですね。試験管内であまり増えないウイルスもあり、その場合は本当に大変で、ウイルスを大量に濃縮したりして感染させます。
 そのウイルス量は、本当にウイルスの種類によって様々なので、どれだけの量で感染するのかということは、明確には示せません。ウイルスそれぞれが全然違う性質を持っていて、標的も様々なので、どれだけの量で感染するか感染しないかということは、明確に線を引くことができません。しかしながら、概ねのところは大体わかるのですね。それは似たような性格のウイルスだったら似たような感じということがあって、それで僕たちは推定しているわけです。

宮沢 そうなんですよ。では、今度のコロナウイルスがどれくらいなのかということなんですが、中国のレストランで発生した感染に関して、テーブルごとのデータを示した図があるんですが、これは結局、空調の空気の流れの上流で、感染している人がマスクをせず大声で喋っていて、下流にいた人に感染してしまったということなんですね。恐ろしいことだと思うかもしれませんが、ここで注目していただきたいのは、このレストランにおいて空調の下流ではないテーブルでは一切感染が起こっていないわけです。それから、そのテーブル間を通り過ぎるウエイトレス、ウエイターも感染していません。これが何を意味しているかというと、やっぱり大きな粒子が飛んでいったところにしか感染は起こらないということです。皆さん、もっと細かい小さい粒子がふわーっと飛んでいって部屋の中に充満して移るんではないかと考えるかもしれませんが、それはなかったんです。
想田 それはいわゆる「エアロゾル」ということですか。
宮沢 はい。エアロゾル、まあ、ふわふわーっと浮いて漂ってるやつですね。ですので、直接、一定量の飛沫が来ないと感染しないということは明白だと思うんです。
想田 つまり、空気中にふわふわ浮かんでいるウイルスを吸い込んだとしても、量が少ないから感染しないということですね。
宮沢 そうです。昨日もタクシーの運転手さんが言っていましたけれども、「やっぱり唾液ですよね」という話です。空気感染は考えなくていいですよね、窓を開けていれば大丈夫ですよね、ということを言っていて、私はその通りです、と答えました。
 もし本当に空気感染するのであれば、電車の中でも感染は爆発的に流行しています。満員電車の中でも皆さん黙ってマスクをしていますし、それで密着していても感染は拡がらなかった。いや、それはただ隠しているだけだ、と言う人もいますが、もし隠しているとしても、それが本当であれば、感染者はもっと爆発的に増えていたはずです。

国内のR0=基本再生算数「1.7」が示すこと
宮沢 ある集団で免疫がまったくない場合に、1人から何人に感染が拡がるのかという「R0(ゼロ)(基本再生産数)」の値が国内においては1.7だったわけですね。さらに、いまは、実効再生産数(Rt=実際に1人から何人の人に感染するのかという指標)はもっと低くなってます。
想田 1人の感染者から1.7人に感染するということですね。
宮沢 このデータは、????教科書に載っているかどうか分かりませんが、普通に考えたら空気感染しないレベルです。空気感染するものでは麻疹などが有名なんですけども、この値が12から16なんですよね。ですからR0が1.7ということは、空気感染はほぼ無視していいということなんです。で、お互いマスクをしていたらソーシャルディスタンスを2メートルなんて絶対必要ないし、片方だけがマスク着用という場合でもかなり防げると私は考えています。

上映中の咳やくしゃみや笑いや飲食
想田 で、その場合に、マスクをした上でくしゃみをしたり、咳をしたり、ということを心配される方がいるかもしれません。例えば、後ろでくしゃみをされたら嫌だという声を聞いたりするんですけど、それについてはどうなんでしょうか。
宮沢 心情的には分かりますよね。でもまあ、無視できる範囲だと思うんです。座席では口と口との距離は1メートル以上空いていますよね。後ろから飛んできて口に入るって、ちょっと考えにくいと思うんです。
想田 対面だったらもっと入りやすいかもしれないけれども、映画館の座席は対面ではないわけですから、後ろの人がくしゃみをしたり、咳をしたとしても、自分の口には入ってきにくいということですね。
宮沢 そうです。髪の毛に付くのが心配だったら髪の毛を触らないとか、触ったら手を洗うとか……。髪の毛にウイルスが付いているときにシャンプーをしたら移りませんかとか、最初に水で流すときに感染しませんか、ということを以前聞かれたんですが、それはないです。お水で希釈されてしまうので、たとえ一部が目や口に入ったとしても、そんな微量では感染しません。
想田 上映中に笑ったりとか、ちょっと隣の人とこそこそ話したりとか、そういうことはどうでしょう。
宮沢 笑いとくしゃみだったら、圧倒的にくしゃみの方が強いですよね。とてつもなく大笑いしたら分かりませんけど、映画館でとてつもない大笑いってするかな。みんな笑いをぎりぎり堪えているんじゃないかなあ。
想田 いずれにせよ、くしゃみで大丈夫なぐらいだったら笑いも大丈夫ということですよね。飲食はどうですか。上映中は控えていただいた方がいいでしょうか。
宮沢 マスクを外してしまうので……。お水やジュースをマスクをずらして飲むのは全然オーケーだと思います。ですが、ずっと何かをポリポリ食べながら見ているのは、ずっとマスクを外していることになるし、その時にくしゃみが出たらどうするの!?っていう話になるので、よくないでしょうね。ポップコーンをずっと食べながら見る人もいるかもしれないけど、ちょっとそれはご遠慮願うしかないのかな。

ゼロリスクとローリスク
「わいわい騒いでる密」と「黙ってる密」は違う
想田 考え方としては、ゼロリスクはあり得ないということですよね。例えば車を運転すれば事故を起こす可能性はある。だけど皆さんは運転をする。なぜなら便利だから、そしてそれが必要だからということですよね。ゼロリスクではないけれども、運転免許を取って車検をしていれば運転してもいいんではないかというふうに、ある程度リスクが下げられればそれをやってもいいんではないかと考える。そういう考え方で言えば、映画館も大丈夫だということですね。
宮沢 そうですね。たしかにパッと見では「密」のように見えるんですけれども、黙って座っている「密」と、わいわい騒いでいる「密」では全然話が違うので、それは考慮していただかないと困る。

黙っているならマスクも不要
想田 そうですよね。だから例えばマスクをしていなくても、全く黙っていれば30センチくらいの距離にいたとしても感染リスクはほとんどないというわけですね。
宮沢 ないと思います。夏は外に出たらどうしてもマスクはできないじゃないですか、暑くて。それはマスク取っちゃって黙ってればいいわけです。話すときだけマスクつければいいし、部屋に入って涼しければマスクしてもいいんだけど。絶対マスクが必要かというと、マスクがないんだったら完全に黙ってればいい。でもくしゃみするなっていう前提ですけどね。
想田 要するに飛沫が他人にかかるような状況にいるときにはマスクをした方がいいけれども、そうでなければ別にマスクすらいらないということですね。
宮沢 そうですね。鼻や口から呼吸だけして、その呼気で移るっていうことは万に一つもないと思うんですけどね。
想田 マスクも「いい加減に付けている人がいるじゃないか」って反論する人がいるんですけど、例えば鼻だけ出している人とかいますよね。でもこれも僕の考えだと、要するに口から唾が飛ばなければいいわけだから、これでも十分……。
宮沢 もし今回のウイルスに感染して鼻水が出ていたとしたら、くしゃみでそれがぷしゅって飛散するということがあり得ますけど、鼻水が出ているくらいなら「鼻隠して下さいね」っていうことなんですよね。

「手袋着用」に意味はない
食べるときは黙って
宮沢 券売所は気をつけなくていいと思うんです。もぎりっていうんですか。チケットを渡す人は手袋して下さいって言う人がいるだけど、僕、意味が分からなくて……。なぜ手袋をしなくてはいけないのか、分からないんですよね。その人が手を消毒してればいい話です。手袋は必要ないですよね。
 で、申し訳ないですけど、食事をサーブする人や作る人はマスクをしていただきたい。消毒している限り、手はそれでいいと思う。手袋していたって、どこか触っちゃったら汚染されてしまうわけなので、変わらないんですよ。そのへんの理屈が僕はよく分からない。
想田 そうですよね。手袋をして何かを触った後に、その手袋を捨てるんだったらいいけれども、捨てないんだったらむしろ危ないわけですよね。
宮沢 そうです。手袋してそのまま目鼻口なんかを触ってはダメだということです。手から感染するなら手袋は必要ですけど、でも手からは直接感染しません。手からビューっとウイルスが入っていくというようなYouTubeを見てびっくりしたことがありますが、それは絶対ないです。
 それから、食事をみんなでする場所は注意が必要です。フードコーナーがある映画館もあるので、その場合は大きな声を出さないという普通の注意が必要です。
想田 黙って食べればいいわけですね。
宮沢 そうです。もし黙って食べられない場合は、ちょっと距離を取って小さな声で、といった対策ですね。あとはトイレで並んでいるときに「マスクを外してぺちゃくちゃ喋るのはやめましょう」「喋るならマスクをしましょう」ということですね。

敵はウイルスではなく「国民感情」と「厚労省」
宮沢 いや、その……。敵はウイルスではなく、国民感情と国民を信頼してくれない厚労省ということをずっと考えているんです。油断をされては困るわけです。「もう大丈夫なんだ」「ソーシャルディスタンスは関係ないんだ」と誤解して、マスクを着けずに、わーっと喋ったり、飲み屋でどんちゃん騒ぎをしてもらっては困るわけです。かと言って、ソーシャルディスタンス2メートルを守って、マスクを着けてじーっとしていてください、というのもおかしいんですね。そのへんが難しいんです。それを国民全体が分かってくれないとなかなか上手くいかないんです。おそらく、厚労省の人たちも、国民の様子を見ながら判断していくと思います。国民を説得しないとダメなのかなと思っています。

夏のマスクと熱中症
映画館支配人 これから暑い日が続くようになると、マスクによる熱中症が心配になってくると思います。マスクは重要という先生のお話ですが、そのあたりはどう考えればいいでしょうか。
宮沢 ええ、それは考えなければいけないって昨日も言ってたんです。僕は、外だったら大声を出さない限りはマスクは要らないんではないか、というところまで緩めてもいいんではないかなと思っています。というのも、いま10万人あたりの感染者数が0.5人という話ですよね。その10倍いたとしても1万人に1人いないわけです。
 1万人に1人いない状況でそこまで警戒しなくてはいけないのか。しかも1万人に1人感染者がいたとして、そのうち他人に感染させる能力があるのは5人に1人です。さらにその伝達する期間が感染初期に限られるということになると、どんどん掛け算していくんですね。<1万人に1人>×1/5×期間……。もう、万に一つではないわけです。100万に一つかもしれない。そのぐらいのレベルになるので、そこまで警戒しなくてはいけないのかなと思うんですよね。
 ですので、外に出て、暑いのであればマスクを取っちゃって、なるべく小さな声で、ということでいいんじゃないのかな。それで、何か事が起こって感染爆発しそうな兆候が見えたら、その時に考えればいい話だと思うんです。僕は、夏の暑い時に外で感染するリスクはほぼないと思っています。むしろ、熱中症等の被害の方が大きいと思うのです。

集団免疫がつくのは「6割」か「2割」か
映画館支配人 もう一つお聞きします。いま感染者の増加が一旦止まっていますが、最終的に新型コロナウイルスのリスクから安心できるようになるためには、住民のかなりの割合、6?7割がかからないといけない、という話を聞きます。それは本当なんでしょうか。ワクチンの話は置いといて……。
宮沢 私は、その数字に疑問を持っています。60%というのは基本再生産数=R0の値で、数学的に導かれるものなんですね。僕は、世の中にはもともとウイルスに感染しにくい人がいたっていいのではないかと思っています。今までのダイヤモンド・プリンセス号や長崎に停泊していたクルーズ船の状況を見ると、大体20%なんですよ。だから、僕はマックスで20%ぐらいなんではないかと、ずうっと言い続けてきたんですけど、先日、西浦(博)先生(北海道大学教授)も20%ぐらいではないかと言っていましたね。
 そうすると、いま我々がどのくらい感染しているかという話になるわけですけど、それはまだ分からない。一時5%という話もあって、だったらその4倍頑張ればいいと思ったんですけど、日赤の調査で零点何%という数字が出てきて、分からない状況です。完全に安心するのは当分先で、このペースで行くと数年はかかるだろうなというレベルだと思います。

専門家委員会に専門家が逆らえない
映画館支配人 あと2点質問したいと思います。一つ目はもうお話に出てきたことですけど、あらためて確認したいと思います。東京都の興行組合からスクリーン内では「十分な座席の間隔を確保すること」というガイドラインが出されているんですけど、専門家の意見として、それは必ずしも必要ではないという理解でいいのでしょうか。
宮沢 これが困ったもので、私は専門家ですけど、国にも専門家委員会があって、そちらは「間隔を空けろ」と言っているんですね。なので、意見が割れているということなんです。で、私に賛成してくれる人は陰ではいるんですけど、専門家会議にはあまり逆らえないというか、声を上げられない状況なんです。「おかしいよね」と思っていても声を上げられないんです。声を上げているのは僕ぐらいです。だから「専門家の宮沢さんが言っているから大丈夫」と言えるのかというと、そうとは言えない。「宮沢は違うんじゃないの」と言われたら終わりなんです。
映画館支配人 でも先生のご意見としては、間隔の確保に固執する必要はないということなんですね。

「ソーシャルディスタンス」の基準は撤回すべき
宮沢 私の意見としては、ソーシャルディスタンスを取れる業種についてはソーシャルディスタンスを取ればいいということです。2メートルとか1メートルとか、ソーシャルディスタンスを取れるのであれば、取っていただければいい。
 だけど、取れない業種ってあるわけですよ。取れない業種というのは、取ったら損益分岐点を越えられない、損失になってしまうという業種です。そういう業種に対して何が何でもソーシャルディスタンスを取れというのは酷です。だから、それができないなら違う方法を考えましょうね、という話です。
 それが「黙る」とか「マスク」とか「手指の消毒」です。そういうことでお願いしたい。ところが、厚労省の方は、ソーシャルディスタンスが金科玉条になっていまして、1丁目1番池という感じで最初に出てくるわけです。これを何とか撤回していただかないと、事が前に進まないんですね。
「ソーシャルディスタンス」の矛盾
想田 ソーシャルディスタンスについて補足します。宮沢先生は、もともと欧米でソーシャルディスタンスという考えが生まれて、それは人々がマスクをしないという前提で考えられたんだろうと推測されています。そのディスタンスも国によって違うんですよね。日本やアメリカは2メートル、WHOは1メートルと言っています。オランダは1.5メートルなんですよ。だから科学的見解のように言われていますが、そうでもないんじゃないか。そういうことですね?
宮沢 ええ、そうでもないんですね。いろんな人が反論してくるわけですけど。CDC(米疾病予防管理センター)も「マスクしていても2メートル」と言ってるじゃないか、と言うんですけど、マスクはあとから追加されたのに、どうしてソーシャルディスタンスが変わらないんだと思うわけです。マスクを着けていたら、ソーシャルディスタンスが短くなるのが普通じゃないですか。
想田 そうですよね。CDCはもともとマスクを推奨していなかったんですよね。でも最近は推奨しているわけです。

「安全」と「安心」
宮沢 そうです。「安全から安心」という話ですけど、日本の場合はこのハードルがすごく高いんですよ。狂牛病の時のことを考えて欲しいんですが、この時、専門家委員が「安全だ、安全だ」と言い続けたんです。ですが、野党が「怖い、怖い」と言い出したんです。専門家グループが計算すると、アメリカ産の牛肉を食べたところで、狂牛病の患者は全国に最大1名出るか出ないかというところだろう、ということだったんです。ところが皆さん怖がってしまって、アメリカ産の牛肉はダメだということになったわけです。
 そのトバッチリで、僕の大好きな焼肉屋さんが潰れちゃったんです。本当に怒り心頭だったんです。そういうことをやっているし、2009年の新型インフルエンザの時も「怖い、怖い」ということになってすごく混乱しました。
 だけど喉元過ぎれば熱さ忘れるで、それを検証しないんですよ。政治家たちも「うまく行っただろ?」と言うけど、混乱したことを反省していないんですね。今回も「安心」の方をどうするのかという反省の機会が何回もあったんだけどできていない。だから大変だなと思っています。
想田 ウイルスで命をなくすというのも、もちろん怖いわけですが、それ以上に犠牲が出そうなのが生業をなくすということで。これ、食べるために必要ですからね。お金なしで生きろって言われても無理なわけですから。だからそっちの被害をどう最小限にしていくかが大事ですね。
宮沢 ウイルスと闘っているのではなくて、感情と闘っているんですよね。敵はそっちなんですよ。
想田 やっぱり自分や大切な人が死ぬかもしれない、その死の恐怖ってのは凄いんですよね、人間にとって。
宮沢 ねえ。面白いですよね。僕たちはいったい何千年それと闘ってきたんですかね。ブッダも克服しようって言ってたのに。いまだに克服できないんですね。
想田 死が怖いからといって、「怖い、怖い」といってみんなで死んでしまっては馬鹿馬鹿しいので、怖いけれども「こうすれば大丈夫じゃないか」と工夫をして「できること」をどんどん増やしていければ。いままで「これもダメ、あれもダメ」と「できないこと」ばかりでしたけれども、これからひとつひとつ「できること」を見つけて「できないこと」を減らしていく方向に社会全体が進んで行ければいいな、と。
宮沢 そうですね。ちょっとだけ勇気を持っていただければいい話だと思います。
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新型コロナウイルスで株式市場乱高下 2(株式市場リスク再燃)

新型コロナ感染による株式市場リスクが再燃しダウが暴落しました。日本株も大幅安となり世界同時株安状態となっています。

日経平均続落、390円安でスタート NY株大幅下げ受け 第2波懸念
毎日新聞 2020年6月12日
https://mainichi.jp/articles/20200612/k00/00m/020/026000c 
 12日の東京株式市場で、日経平均株価は続落してスタートした。始値は前日終値比390円79銭安の2万2082円12銭。

 米国で新型コロナウイルス感染「第2波」や景気回復の遅れへの警戒感が高まり、11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が急落。これに先立ち、欧州株も大幅に下落しており、世界的に株安が連鎖している。【釣田祐喜】


日経平均、390円安で取引開始 米株式市場の下落受け
朝日新聞 2020年6月12日
https://digital.asahi.com/articles/ASN6D321YN6DULFA005.html?ref=tw_asahi
 12日の東京株式市場で、日経平均株価は前日より390円79銭安い2万2082円12銭で取引が始まった。下げ幅は一時、600円を超えた。

 11日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は前日比1861・82ドル(6・90%)安い2万5128・17ドルで取引を終え、約3カ月ぶりの大幅な下落を記録。英国やドイツなど欧州各国市場でも主要株価指数は大きく値を下げた。この流れを受け、東京市場でも取引開始直後から、大きく売られる展開となっている。

 東京外国為替市場で円相場は、1ドル=106円80銭近辺で推移している。(笠井哲也)


アップル株価
https://www.marketwatch.com/investing/stock/aapl

各国の株式市場の現状は 
http://www.w-index.com/

アメリカ株式市場のリアルタイムサイトは 
http://www.marketwatch.com/investing/index/djia

今日の世界株価指数は 
http://nikkei225jp.com

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2020年06月11日のつぶやき










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2020年06月11日

新型コロナ感染症の実像は1(血管の病気か)

新型コロナウイルスが引き起こす身体症状が次第に明らかとなってきました。
新型コロナ感染症について朝日新聞が『当初は「新型肺炎」とも呼ばれ、重症化した患者が肺炎を起こして亡くなる例が目立った。だが最近の知見で、肺だけでなく、全身に症状が出ることがわかってきた。その理由はどうやら、「血管の炎症」にあるらしい』と報じています。
肺炎については『ウイルスが肺に到達すると深刻度は増す。気管支の末端には、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する肺胞がある。この表面にはACE2が多く、ウイルスがくっつきやすい』としています。
症状重症化の原因として、『臓器の炎症にかかわっているのが、「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫の暴走だ。サイトカインは細胞から分泌され、免疫や炎症を調節するたんぱく質で、他の細胞に命令を伝える。ウイルスの侵入によって分泌されたサイトカインが増えすぎて嵐(ストーム)のように暴走すると、正常な細胞も攻撃してしまう。これが、新型コロナ重症化の原因と指摘されている。サイトカインストームが起こる状況では、正常な細胞を傷つける過程で血管が炎症するなど、血栓ができやすい。また血栓は、ウイルスが直接、血管の細胞にあるACE2にくっついて侵入し、作用することでもできると見られている。最近注目されているのが、こうした現象により血栓ができ、血管が詰まり容体が悪化するリスクだ』という。
そして『こうした報告を受け、厚生労働省は5月18日、医療従事者向けの「診療の手引き」を2カ月ぶりに改め、血栓症リスクに注意するよう盛り込んだ。また、血液中に血栓ができているかどうかを判定する「Dダイマー」の数値が正常値を超えている場合、血液が固まるのを防ぐヘパリンなどを使った治療を勧めた』日本での治療方針にも変化が起きています。

新型コロナウイルス国内感染の状況(東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

ジョンズ・ホプキンス大学の新型コロナウイルス感染状況ダッシュボード
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

新型コロナウイルス感染速報(全国)
https://covid-2019.live/


新型コロナは「血管の病気」体中を大暴れ 目立つ血栓症
朝日新聞 2020年6月4日
https://digital.asahi.com/articles/ASN645RLHN63ULBJ00K.html
 世界で600万人以上の感染が確認されている新型コロナウイルス。当初は「新型肺炎」とも呼ばれ、重症化した患者が肺炎を起こして亡くなる例が目立った。だが最近の知見で、肺だけでなく、全身に症状が出ることがわかってきた。その理由はどうやら、「血管の炎症」にあるらしい。

 新型コロナウイルスの正式名称は「SARS―CoV―2」という。重症急性呼吸器症候群(SARS)を起こす、2番目のコロナウイルスという意味だ。

 新型コロナウイルスに感染しても多くの人は命に関わることはない。中国での新型コロナウイルス患者の大規模疫学調査によると感染しても8割は、軽症か中程度で、入院が必要になるのは2割程度。重篤になるのは5%とされる。

 米科学誌サイエンスによると、感染者のせきやくしゃみなどの飛沫(ひまつ)に含まれるウイルスは、鼻やのどから体内に取り込まれる。すると、細胞の表面にある「ACE2」という受容体にくっつき細胞に侵入する。

 鼻の内側の細胞にはこの受容体が多い。細胞を乗っ取ってどんどん増えていく中で、熱や空ぜき、味覚や嗅覚(きゅうかく)の消失が起きるとされる。

 ウイルスが肺に到達すると深刻度は増す。気管支の末端には、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する肺胞がある。この表面にはACE2が多く、ウイルスがくっつきやすい。

 ウイルスが侵入すると、免疫が攻撃するため肺胞が炎症を起こす。感染した細胞が死ぬことで、その残骸や体液などが膿(うみ)となり、肺にたまって呼吸が難しくなる。中国・武漢で当初「原因不明の肺炎」と報告されたのはこのためだ。

 しかし、影響は肺だけにとどまらないことが、最近の報告でわかってきた。

腫れ上がる指
 サイエンス誌は「脳からつま先まで、体中を大暴れ」と題する記事をまとめた。記事によると、脳や目の結膜の炎症、腎臓や肝臓の損傷、下痢などの症状も出るという。また手足の指が血流不全を起こし、しもやけのように腫れ上がる症状も出ているという。

 子どもではごくまれに、全身の血管に炎症が起きる川崎病に似た症状を起こすことも報告されている。

 チューリヒ大学病院のフランク・ルチツカ医師は「新型コロナは肺が主戦場だが、これは血管の病気だ」と、サイエンティフィック・アメリカン誌にコメントしている。

免疫の暴走と血栓
 臓器の炎症にかかわっているのが、「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫の暴走だ。

 サイトカインは細胞から分泌され、免疫や炎症を調節するたんぱく質で、他の細胞に命令を伝える。ウイルスの侵入によって分泌されたサイトカインが増えすぎて嵐(ストーム)のように暴走すると、正常な細胞も攻撃してしまう。これが、新型コロナ重症化の原因と指摘されている。

 サイトカインストームが起こる状況では、正常な細胞を傷つける過程で血管が炎症するなど、血栓ができやすい。また血栓は、ウイルスが直接、血管の細胞にあるACE2にくっついて侵入し、作用することでもできると見られている。

 最近注目されているのが、こうした現象により血栓ができ、血管が詰まり容体が悪化するリスクだ。

 ドイツの研究チームが5月に米内科学会誌に発表した論文によると、新型コロナにより亡くなった12人の病理解剖を行ったところ7人に深部静脈血栓塞栓(そくせん)症があった。4人は肺塞栓症が直接の死因だった。

 オランダの研究チームが4月に欧州専門誌に発表した論文では、ICU(集中治療室)に入院中の患者184人中、31%に血栓症が確認されたという。研究チームは「31%というのはとても高い割合で、ICU患者への血栓症予防策の必要性を強く示唆する結果だ」と指摘している。

危機感強める循環器病専門医ら
 こうした報告を受け、厚生労働省は5月18日、医療従事者向けの「診療の手引き」を2カ月ぶりに改め、血栓症リスクに注意するよう盛り込んだ。また、血液中に血栓ができているかどうかを判定する「Dダイマー」の数値が正常値を超えている場合、血液が固まるのを防ぐヘパリンなどを使った治療を勧めた。

 日本血栓止血学会の広報委員長を務める森下英理子・金沢大教授は「海外では新型コロナ重症患者の2、3割に血栓症が見られるという報告もある。金沢大病院でも新型コロナ感染者でDダイマーの値が急に高くなるような症例があり、ヘパリンを積極的に使っている。国内での血栓症の発症状況については、いまだ不明な点が多い」と話す。

 同学会理事の浦野哲盟・浜松医大教授は「もともと血栓を生じやすいリスクのある人はいる。たとえば肥満やがん患者、妊娠している人などだ。こうした人たちに新型コロナの感染が加わるとリスクがどれくらい高まるかは、まだはっきりしていない。血栓は脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞の原因にもなる。それほど重症ではなかったのに、突然死したような場合は、血栓症が原因となっている可能性は否定できない」と指摘する。

 実際、脳卒中や循環器病を専門とする医師らは、危機感を強めている。日本脳卒中学会でコロナ対策に取り組む平野照之・杏林大教授は「コロナによって脳梗塞を起こしたという事例はまだ国内で確認していない。ただ、コロナ治療中に発症した脳梗塞に対しカテーテル治療をした患者で、治療中に別の血管に新たな血栓が生じたという報告も届いており、警戒している」と話す。

 日本循環器学会常務理事の野出孝一・佐賀大教授も「心筋梗塞の多くは、突然症状が表れ、突然死の原因になる。日本ではコロナによる死亡者が少ないこともあり、コロナとの関係の解明はこれからの課題だが、心臓病の人は感染に気を付けてほしい」と呼びかけている。(服部尚、ワシントン=香取啓介)


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2020年06月10日のつぶやき






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2020年06月10日

2020年06月09日のつぶやき














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2020年06月09日

2020年06月08日のつぶやき










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2020年06月08日

新型コロナウイルスがクルーズ船を止める 9(マニラ湾集結が続く)

マニラ湾のクルーズ船集結状態は、ロイターの配信から1月弱たった6月8日現在も続いています。記事では『この数週間、フィリピンのマニラ湾は世界最大の「駐船場」になっている。停泊しているのはクルーズ船で、客は一人も乗っていない。クルーズ船運営会社は、数百人のクルーを乗せたまま巨大な客船を停泊できる場所を世界中に確保しつつある。フィリピンの首都マニラの沖合には現在、合計200万トンにもなる20以上の客船が群れを成して投錨している。客船には総勢5300人以上のフィリピン人スタッフが乗ったまま。再びクルーズ船での仕事にありつけるかわからない中で、新型コロナウイルス制限措置の隔離期間が終わるのを待っている』。
クルーズ船はメンテナンスのため湾外へ航行し、再び湾内に停泊するパターンを繰り返す厳しい状況が続いています。

クイーン・エリザベス号のブリッジカメラが24時間中継をしています。
https://www.cruisin.me/cruise-ship-webcams/cunard-cruise-line/queen-elizabeth/

マニラ湾のクルーズ船群の位置情報
https://www.marinetraffic.com/en/ais/home/centerx:120.8/centery:14.5/zoom:11

マイアミ港周辺の船舶位置情報
https://www.marinetraffic.com/en/ais/home/centerx:-79.3/centery:25.7/zoom:9

マイアミ港のライブカメラ
https://www.youtube.com/watch?v=d11qKztvBAM


目的地なき航海
クルーを乗せたままの豪華なクルーズ船が群れを成して洋上に停泊する事態に

ロイター 2020年5月13日
https://graphics.reuters.com/HEALTH-CORONARIVUS/PHILIPPINES-LJA/yzdpxowqkvx/index.html
この数週間、フィリピンのマニラ湾は世界最大の「駐船場」になっている。停泊しているのはクルーズ船で、客は一人も乗っていない。

クルーズ船運営会社は、数百人のクルーを乗せたまま巨大な客船を停泊できる場所を世界中に確保しつつある。

フィリピンの首都マニラの沖合には現在、合計200万トンにもなる20以上の客船が群れを成して投錨している。客船には総勢5300人以上のフィリピン人スタッフが乗ったまま。再びクルーズ船での仕事にありつけるかわからない中で、新型コロナウイルス制限措置の隔離期間が終わるのを待っている。

新型コロナウイルスの影響で飛行機は減便、渡航は制限された。複数の客船で集団感染が起きたこともあり、クルーズ船業界は事実上の停止状態にある。

5000件近いウイルス検査をするために客船間を行き交う沿岸警備隊によると、今後も船団の規模は膨らむ予定だという。フィリピンに戻ってきたクルーの隔離期間は14日。これまでに感染が疑われるケースは報告されていない。

フィリピンの国際海事協会のトップを務めるホゼ・アルバ―・カトー氏は、サッカー場を縦に2つ3つつなげたくらいの長さがあるクルーズ船が、大挙してマニラ沖にいることに特に驚きはないと語る。

クルーズ船の乗員はフィリピン国籍が多く、マニラ湾に客船が集結するのは合理的だという。

カトー氏はロイターに対し、「(1隻につき)乗員の30─40%がフィリピン人だ。ここで待てば、船の所有者はかなりコストを抑えられる」と語った。

クルーたちはロイターの取材に対し、退屈している、寂しい、すぐ近くにある家に帰れないことに苛立ちが募ると明かしたが、それでも快適な部屋で過ごせることを幸運に思っていると語った。ほかの場所で隔離期間を過ごすフィリピン人帰国者が、もっと過酷な環境に置かれていることを知っているからだ。

航海中なら自分が掃除する部屋で寝泊まりしているマイケルさんは、「みんなそれぞれスイートルームをあてがわれているんだ。まるでお客さんになったみたいだよ」とおどけてみせた。

ビデオチャットで取材に応じたマイケルさんは、「ここにいる方が安全だと感じる。清潔さと衛生において、クルーズ船の基準は高い」と語った。

世界各地の状況
船舶の位置を追跡する「マリントラフィック」のデータを見ると、5月8日の時点で378隻のクルーズ船が確認できる。移動中の客船もあるが、多くはカリブ海、地中海、大西洋や南シナ海に集団で停泊している。

米疾病対策センター(CDC)の勧告により、米国では7月24日までクルーズ船の運航が禁止されている。これにより、米国沿岸にはクルーが乗ったままの船が複数係留されている。

マリントラフィックのデータを見ると、バハマ沖では多くのクルーズ船がお互いに近い位置で停泊している。特に大きな集団は、グレート・ハーバー・ケイから西方の沖合にある。

クルーズ船の運航会社は、日帰り旅行の行き先として使うためにバハマの小さな島を複数所有している。

世界で最も多くのクルーズ船が寄港する米フロリダ州ポート・カナベラルでも、集団が確認できる。

クルーの下船を遅らせることに根拠がないわけではない。CDCによると、2月に日本の横浜に長期停泊した「ダイヤモンド・プリンセス」は712人が陽性反応を示した。陽性だった乗客のうち47%は検査時には無症状だったが、最終的には9人が死亡した。

CDCは、条件を満たしたことを明記する書面に運航会社がサインをすれば、症状のみられないクルーを下船させることを許可している。クルーを公共交通機関に乗せることなく、自宅もしくは次の任務地まで送り届けることなどが条件になっている。

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2020年06月07日のつぶやき










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