2020年03月28日

米国でも新型コロナウイルスがクルーズ船を直撃 9 (パナマ沖で停泊中に救援作戦)

パナマ沖で新型インフルエンザの疑いで停泊中のクルーズ船で死者が出ました。そして『ホーランド・アメリカ・ラインは、ザーンダムの乗客1243人中53人と、乗員586人中85人の計138人が「インフルエンザのような症状があると同船の医療センターに報告した」と明らかにした』(AFP)と報じました。
本船の救援に『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査キット、生活必需品、救助隊員を乗せた別のクルーズ船「ロッテルダム(Rotterdam)」をパナマ海域に派遣した。健康な乗客や、症状を示した人に接触していない乗客のみを同船に移送し、体調不良の乗客と、乗員全員はザーンダムで待機させるとしている』(AFP)などの作戦を行おうとしています


パナマ沖海域の船舶位置
https://www.marinetraffic.com/jp/ais/home/centerx:-79.588/centery:8.837/zoom:12

クルーズ船で4人死亡、138人にインフル様症状 入港拒否でパナマ沖に停泊
AFP 2020年3月28日
https://www.afpbb.com/articles/-/3275770
【3月28日 AFP】南米パナマ沖で数日前から停泊中のクルーズ船内で乗客4人が死亡した。クルーズ船運航会社が27日に明らかにした。船内では138人の乗客乗員がインフルエンザのような症状を訴えていた。

 オランダのクルーズ会社、ホーランド・アメリカ・ライン(Holland America Line)は、同社のクルーズ船「ザーンダム(Zaandam)」で「4人の高齢の乗客が亡くなったことを確認した」と発表した。

乗客乗員1829人が乗っているザーンダムは3月7日にアルゼンチン首都ブエノスアイレスを出発し、21日にチリ首都サンティアゴ近郊のサンアントニオ(San Antonio)に到着する予定だった。14日にチリ最南部のプンタアレナス(Punta Arenas)に短時間寄港した後、42人がインフルエンザのような症状に苦しんでいると報告して以来、複数の港で入港を拒否され、現在パナマ領海に停泊している。目的地は米フロリダ州だが、同地まではパナマ運河(Panama Canal)を通過する必要があり、27日にパナマ当局から通航を拒否されていた。

 ホーランド・アメリカ・ラインは、ザーンダムの乗客1243人中53人と、乗員586人中85人の計138人が「インフルエンザのような症状があると同船の医療センターに報告した」と明らかにした。

 同社は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査キット、生活必需品、救助隊員を乗せた別のクルーズ船「ロッテルダム(Rotterdam)」をパナマ海域に派遣した。健康な乗客や、症状を示した人に接触していない乗客のみを同船に移送し、体調不良の乗客と、乗員全員はザーンダムで待機させるとしている。(c)AFP


パナマ沖の米クルーズ船 2人感染確認 症状100人超 新型コロナ
NHK 2020年3月28日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200328/k10012355361000.html
中米のパナマ沖を航行中のアメリカのクルーズ船で、100人以上の乗客と乗員が発熱やせきの症状を訴えて、このうち高齢の4人が死亡し、さらに乗客2人が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになり、運航会社などが対応にあたっています。

これは、アメリカ西部ワシントン州シアトルに本拠を置くクルーズ船の運航会社「ホーランドアメリカライン」が27日に声明を発表して明らかにしたものです。

このクルーズ船は乗客1243人、乗員586人を乗せた「ザンダム」で、今月7日に南米のアルゼンチンを出発して21日にチリに到着する予定でしたが、航行中にかぜの症状を訴える乗客や乗員が相次ぎ、チリへの入港を拒否されました。

このため、ザンダムはアメリカ南部フロリダを目指してパナマ沖を航行していましたが、運航会社が支援のために別のクルーズ船を派遣して調べたところ、26日、乗客2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

ザンダムでは、このほかにも乗客53人と乗員85人が発熱やせきの症状を訴えていて、このうち高齢の4人が死亡したということですが、亡くなった人たちが新型コロナウイルスに感染していたかどうかは明らかにしていません。

運航会社では、症状がある人については、パナマ政府から運河を通過する許可を得られれば今月30日の到着を目指してフロリダに移送したいとしています。
posted by ichi3 at 21:43| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国でも新型コロナウイルスがクルーズ船を直撃 8 (オーストラリア沖で漂流)

新型コロナウイルスの蔓延不安から、数万人のレベルでクルーズ船の乗客らが下船できない状態が発生しているようです。朝日新聞によると『シドニーなどへ戻ってきた10隻以上の乗客の下船が許されない事態になっている。船内には計数万人がいるとみられる。国内の感染者が3千人を超える状況で感染をさらに広げる心配からだ。豪紙オーストラリアンなどが27日、伝えた』としています。
クルーズ船の漂流は世界各地で未だ発生しています。

クルーズ船の乗客数万人、下船許されず 豪州沖に14隻
朝日新聞 2020年3月27日
https://digital.asahi.com/articles/ASN3W5DZPN3WUHBI015.html
 クルーズ船観光が好きな人が多いオーストラリアで、シドニーなどへ戻ってきた10隻以上の乗客の下船が許されない事態になっている。船内には計数万人がいるとみられる。国内の感染者が3千人を超える状況で感染をさらに広げる心配からだ。豪紙オーストラリアンなどが27日、伝えた。

 同紙によると、26日夜の時点でシドニー沖には、地元ニューサウスウェールズ州が入港を認めない11隻がいる。いずれも乗客2千〜3千人規模の大型船だ。州は乗客の下船を認めるのは「入港の新たな方法が決まった後」と説明している。

 この措置は、シドニーに19日、到着したクルーズ船「ルビー・プリンセス号」の失敗例の後に始まった。同号では、到着時にインフルエンザのような症状があった乗客と乗員計13人が新型ウイルスの検査を受けたが、結果が出る前に州当局がほかの乗客2700人の下船を許してしまった。翌日に4人の陽性結果が判明。その後、下船済みの乗客からも州内で感染が続々と発覚し、27日には162人に増えた。

 この様子を見た西オーストラリア州政府も今週、パース近郊のフリーマントルに着いた3隻の下船を認めない事態になった。結局、同州は27日、乗客のうち州民約200人は約20キロ沖にあるロットネスト島で隔離し、ドイツなど外国人客はパースから空路、帰国させる方針を示した。

 豪州人の間ではクルーズ船観光が人気で、業界団体によると、2018年には135万人が乗った。2月に横浜に停泊していたダイヤモンド・プリンセス号にも、200人以上の豪州人が乗っていて、豪政府のチャーター機で帰国した164人のうち10人が豪州で感染が確認された。(シドニー=小暮哲夫)
posted by ichi3 at 12:37| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月27日のつぶやき














posted by ichi3 at 00:01| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする