日経平均はアメリカでの株価上昇を受け、『停滞していた経済活動が、世界で本格的に再開することに期待した買い注文が優勢となり、上げ幅は一時400円を超えた』(共同)となり、やはり市場心理に依存した様相となっています。
朝日新聞によると『経済再開に向けた動きが全米に広がる中、住宅ローンの申込件数や住宅販売などの経済指標が市場予想を上回る勢いで回復。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が27日、新型コロナウイルス感染の「第2波」について回避可能との見通しを示したことも、市場心理を改善させた』と市場を巡る心理的要因が作用しているようです。
ここでいう「心理」に科学的な根拠は曖昧です。油断できない状態です。
東証、午前終値は2万1849円 経済活動再開期待で429円高
共同 2020年5月28日
https://this.kiji.is/638571469034914913
28日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。新型コロナウイルスの影響で停滞していた経済活動が、世界で本格的に再開することに期待した買い注文が優勢となり、上げ幅は一時400円を超えた。日本で追加の経済対策を盛り込んだ第2次補正予算案が固まったことも相場を下支えした。
午前終値は前日終値比429円86銭高の2万1849円09銭。東証株価指数(TOPIX)は24.96ポイント高の1574.43。
前日のニューヨーク市場は、ダウ工業株30種平均が終値で約2カ月半ぶりの高値となり2万5000ドル台を回復。東京市場も流れを引き継いだ。
NY株、大幅続伸 2カ月半ぶり終値2万5000ドル台
朝日新聞 2020年5月28日
https://digital.asahi.com/articles/ASN5X2QYBN5XUHBI004.html?iref=comtop_8_03
27日の米ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大で止まっていた米経済が動き出すことへの期待感から、主要企業でつくるダウ工業株平均が大幅続伸し、前日比553・16ドル(2・21%)高い2万5548・27ドルで終えた。終値で2万5000ドルの節目を回復したのは3月10日以来、ほぼ2カ月半ぶり。
ダウ平均は前日も大幅上昇しており、2日間での上げ幅は計1080ドルを超えた。ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も続伸。同72・14ポイント(0・77%)高い9412・36で引けた。
経済再開に向けた動きが全米に広がる中、住宅ローンの申込件数や住宅販売などの経済指標が市場予想を上回る勢いで回復。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が27日、新型コロナウイルス感染の「第2波」について回避可能との見通しを示したことも、市場心理を改善させた。
JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど景気動向に敏感な銀行株が大きく買われた。航空機ボーイングや航空会社、小売りなど、経済再開が追い風となる業種を中心に買い戻しの動きが広がった。
28日の東京株式市場も続伸して始まり、日経平均株価は一時、前日終値より約360円高い2万1782円まで上げた。経済活動再開への期待感が高まる米国市場の流れを引き継いだほか、政府が27日にまとめた今年度第2次補正予算案なども好感されている。(ワシントン=江渕崇、渡辺淳基)
アップル株価
https://www.marketwatch.com/investing/stock/aapl
各国の株式市場の現状は
http://www.w-index.com/
アメリカ株式市場のリアルタイムサイトは
http://www.marketwatch.com/investing/index/djia
今日の世界株価指数は
http://nikkei225jp.com