2020年10月20日

ロシア軍がオリンピックサイトを攻撃か

ロシアの軍事組織がオリンピック関係の委員会などにサイバー攻撃をかけたとイギリス外務省が発表しました。毎日新聞によると『英外務省は19日、ロシアの情報機関・軍参謀本部情報総局(GRU)が今年の夏に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会などにサイバー攻撃を仕掛けていたと発表した。具体的な手口や被害の有無など詳細は明らかにしていないが、攻撃は3月の延期決定の前だったという』と報じました。
具体的には
そして、日本政府は『イギリス政府が非難したことを受け、加藤官房長官は「悪意あるサイバー攻撃は看過できない」と防止策に努める考えを示しました』(TBS)
と反応しています。
被害の有無は不明ですが、サイバーセキュリティに完璧はありません。ネット社会の脆弱性を示す重要な事例といえます。


加藤氏「悪意あるサイバー攻撃看過できない」

TBSニュース 2020年10月20日
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4106366.htm?1603180048484
ロシア軍参謀本部情報総局が東京オリンピック・パラリンピックへのサイバー攻撃に関与していたとイギリス政府が非難したことを受け、加藤官房長官は「悪意あるサイバー攻撃は看過できない」と防止策に努める考えを示しました。

 「民主主義の基盤を揺るがしかねない悪意あるサイバー攻撃は、看過できないと思っております。サイバーセキュリティー対策が重要であると、認識をしております」(加藤勝信官房長官)

 加藤長官は個別事案に関するコメントは控えるとした上でこのように述べ、セキュリティ対策を徹底し、関係省庁など組織が一体となって、東京大会の成功に努力する考えを示しました。

 また、アメリカやイギリスとは平素から緊密な連携を取っていることを強調し、“必要な対策を取っていくのは当然”として、事実確認ができればロシア側に抗議を行う可能性を示唆しました。


東京五輪サイバー攻撃 「ばかげたたわごと」ロシア反発 英、「平昌五輪でも」と発表
毎日新聞 2020年10月20日
https://mainichi.jp/articles/20201020/k00/00m/030/039000c
 英外務省は19日、ロシアの情報機関・軍参謀本部情報総局(GRU)が今年の夏に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会などにサイバー攻撃を仕掛けていたと発表した。具体的な手口や被害の有無など詳細は明らかにしていないが、攻撃は3月の延期決定の前だったという。ラーブ英外相は声明で「可能な限り強い言葉で非難する」と述べた。一方、タス通信によると、ロシア下院のスルツキー外交委員長は19日、「ばかげたたわごとだ。ロシアの信用を失墜させようとするいつものやり方だ」と反論した。

 英外務省によると、攻撃対象は組織委や物流サービス関係者、大会スポンサーなど。こうした標的を対象にして、サイバー攻撃をするための「サイバー偵察」活動があったという。同省は、GRUが2018年に韓国で開催された平昌冬季五輪でも同様のサイバー攻撃をしたと指摘。大会のITシステムに対し、データを削除するマルウエア(悪意あるプログラム)を用いて攻撃したという。GRUは平昌の際は北朝鮮や中国のハッカーになりすまそうとしたという。

 組織的なドーピング問題が発覚したロシアは平昌五輪や東京五輪から除外処分を受けており、英BBC放送はこれに反発した工作活動だった可能性を指摘している。

 さらに米司法省も19日、平昌五輪でのサイバー攻撃を実行したとして複数のGRU関係者を訴追したことを明らかにした。訴追されたのは6人で、17年のフランス大統領選を巡るサイバー攻撃も仕掛けていたという。

 英政府は7月にも、ロシアの情報機関に属しているとされるハッカー集団が、新型コロナウイルスのワクチン開発にあたる英、米、カナダの研究機関を攻撃し、データを盗もうとしていたと指摘している。この際もロシアのペスコフ大統領報道官は「ロシアは何もしていない」と否定した。【ロンドン服部正法、モスクワ前谷宏】
posted by ichi3 at 18:13| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする