何を信じどう行動すべきか???
2009年4月24日頃から一斉に報道されている「豚インフルエンザ」の人への感染は、WHOが「フェーズ4」にステージを引き上げたことにより「新型インフルエンザ」発生として世界の緊張が高まっています」。マスコミやインターネットでは膨大な情報が飛び交い、「情報過剰」の状況が発生し、まさに「信頼とコミュニケーション」が問われる事態です。
今回の事態は「心理的ストレス」とのつきあい方とも関わるものです。
イタリアの思想家グラムシGramsci(1891-1937)は次のように述べています。
「認識において悲観主義者、意志において楽観主義者たれ」
そこで、このページでは「日経BP社」のサイトからわかりやすく個人レベルで対応可能な情報をまとめてみました。
たとえば
実は役に立たない「うがい」
テレビでは「うがい」を推奨しますが、その限界について理由が述べられています。
日常生活での行動について具体的提案もあります。
以下「日経トレンディネット」からの情報です。
新型インフルエンザ危機のシナリオ!
全文はこちら
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20090113/1022726/?P=1
日経トレンディネット、2009年01月15日
なお、これら記事は「新型インフルエンザ」一般への対応であり、今回の「豚インフルエンザ」について書かれたものではありません。
●都道府県単位で学校閉鎖、マスクが買えない
厚生労働省の新型インフルエンザ専門家会議が2008年11月、ようやく指針を打ち出した。これは、国内で人から人への感染が一例でも発生した段階、つまり大流行する前に、発生した地域の都道府県内にある小中学校や高校、幼稚園を全校閉鎖するというもの。パンデミックと呼ばれる爆発的感染状態の前に大規模な学校閉鎖に踏み切れば、感染拡大をある程度食い止める効果も期待できる。
●個人レベルでできる新型インフルエンザの防衛策
・「不織布製のマスクを1人当たり20〜25枚を目安に備蓄する」。これは2008年9月、厚生労働省の専門家会議が発表した家庭で備蓄しておくべき目安だ。
マスクには、感染者の咳、くしゃみなどで飛んでくるウイルスを遮断するという予防的な側面とすでに発熱など症状のある人が、ウイルスを他人に感染させないためにかけるという2つの側面がある。ただし、使い方を誤るとマスクの効果もなくなってしまう。
では、なぜマスクの1人当たりの備蓄目標が20〜25枚なのだろうか。国内での感染が始まった初期段階から大流行のピークを越えて、感染がほぼ終息するまでの期間を厚生労働省では約8週間(約2カ月)前後とみている。これはスペイン風邪など過去3回にわたる新型インフルエンザの流行を分析した結果の予測数値だ。
この間に食料品の買い出しなど外出しなければならないことが週2回あると仮定し、外出のたびに使い捨てるので8週間で16枚は最低限必要。余裕を見て20〜25枚という計算だ。
全文は
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20090113/1022726/?P=5
●食品と日用品の備蓄
食糧(長期保存可能なもの)の例
主食類
米
乾麺類(そば、ソーメン、うどん等)
切り餅
コーンフレーク・シリアル類
乾パン
各種調味料
その他
レトルト・フリーズドライ食品
冷凍食品(家庭での保存温度ならびに停電に注意)
インスタントラーメン
缶詰
菓子類
ミネラルウォーター
ペットボトルや缶入りの飲料
日用品・医療品の例
常備品 常備薬(胃薬、痛み止め、その他持病の処方薬)
絆創膏(大・小)
ガーゼ・コットン(滅菌のものとそうでないもの)
解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)
※薬の成分によっては、インフルエンザ脳症を助長する可能性があります。購入時に医師・薬剤師に確認してください。
インフルエンザ対策の物品
マスク
ゴム手袋(破れにくいもの)
水枕・氷枕(頭や腋下の冷却用)
漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果がある)
消毒用アルコール
通常の災害時のための物品(あると便利なもの)
懐中電灯
乾電池
携帯電話充電キット
ラジオ・携帯テレビ
カセットコンロ・ガスボンベ
トイレットペーパー
ティッシュペーパー
キッチン用ラップ
アルミホイル
洗剤(衣類・食器等)・石けん
シャンプー・リンス
保湿ティッシュ(アルコールのあるものとないもの)
生理用品(女性用)
ビニール袋(汚染されたごみの密封に利用)
全文は
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20090113/1022726/?P=7
●関連情報
最大の防御策は篭城&マスク
実は役に立たない「うがい」
日経トレンディネット、2008年02月20日
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080214/1007068/
●治療法について
タミフルは2800万人分備蓄。しかし新型には効きにくい可能性も
では、新型インフルエンザの脅威から身を守る術はあるのだろうか。まずは治療薬だ。通常のインフルエンザにも使われる治療薬「タミフル」を、国や都道府県は合計2800万人分を備蓄している。だが、「現状ではH5N1型鳥インフルエンザの人の発症例に、タミフル投与はあまり効果をあげていない。もちろん、新型インフルエンザになった段階でも効果があるという保証はない」(国立感染症研究所・感染情報センター、谷口清州第一室長)。
●予防ワクチンについて
新型発生に備えるという点ではワクチンも忘れてならない存在。H5N1型鳥インフルエンザ感染者のウイルスから作られた「プレパンデミックワクチン」1000万人分を国で備蓄しており、さらに異なるウイルス株のワクチンを追加して備蓄する予定だ。しかし、医療従事者などに優先的に投与する予定のため、誰でもが医療機関でこのワクチンを投与してもらえるわけではない。一方で、スイスでは政府が700万人を超える全国民分のプレパンデミックワクチンの備蓄を完了した。国によって対応には大きな差があるようだ。
なお、今回の「豚インフルエンザ」対応のワクチンは2009年4月から準備態勢に入り、一般向けに供給されるのは数ヶ月先とされる。
●マスクの有効性について
一般的にインフルエンザから身を守る身近な対策としてよく言われるのが、うがい、マスクの着用、手洗いだ。ところが、従来型も新型も含めてインフルエンザにうがいはほとんど効果がないという。「欧米でインフルエンザ予防にうがいを奨励している国はない。飛沫感染で喉の粘膜に付着したインフルエンザウイルスは、10分ほどで粘膜細胞の中に侵入する。外出して戻ってからうがいをしても遅過ぎる」(外岡所長)という。
ただし、マスクと手洗いには一定の効果がある。使い捨ての風邪用マスクでも、きちんと顔に密着させて着けていれば、感染者の咳などで飛んで来るウイルスを遮断することができる。また、服や髪の毛、肌などに感染者の咳でウイルスが付いたとしても、極端に恐れる必要はない。個人が検疫用の防護服を着て出歩くようなことにもならないだろう。「新型も含めインフルエンザのウイルスは、衣服や肌に付いても1時間程度しか生きていられない。ウイルスが付着した手を舐めたりしない限りはまず感染しない」(国立感染症研究所・谷口室長)。とはいえ、ドアの取っ手などにウイルスが付着していて知らずにつかみ、その手を無意識に口元に、というケースはありうる。そこで頻繁な手洗いが新型の予防にも効果ありというわけだ。
●とりあえずなすべき事
新型対応のワクチンが完成するまで、いかに感染しないようにするかが重要になってくる。そのためには人の集まる場所に極力、行かないことが肝心だ。感染の最初のピークは6〜8週間前後で終わると専門家は予測する。「一定の食糧、水、日用品を家庭に備蓄しておくことが必要だ。宅配サービスなどを利用することは、人との接触をなるべく避ける意味でも考慮すべきだ」(谷口氏)。感染が全国に広まった場合には、地震と違ってどこからもしばらくは救援は来ない。一般的には、最低1カ月分の食糧の備蓄が必要と考えられている。最悪の場合を想定して今から何を用意すべきかを真剣に考えておくべきだろう。



http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
jN3SruJn
当ブログを見ていただきありがとうございます。
このブログは担当授業を補完する位置づけで運営しています。したがいまして、リンクを張っていただくのはかまいませんが、相互リンクについては従来から行っておりません。
以上の主旨をご理解いただきますようお願いいたします。
http://ichi3.seesaa.net/article/118133573.html
●米の感染、10万人以上か 保健当局医師、初の推計
2009年5月16日 10時24分
東京新聞 2009年5月16日
【ワシントン15日共同】米疾病対策センター(CDC)のダニエル・ジャーニガン医師は15日の記者会見で、米国内の新型インフルエンザの感染実態について「あえて推計すれば、発症者の広がり具合からみて10万人以上だ」との見解を示した。
検査で判明した感染者数以外に、米保健当局が感染実態の推計を明らかにしたのは初めて。米国で新型インフルエンザが水面下で季節性インフルエンザ並みにまん延している可能性を指摘した。
CDCの15日付の集計では、感染が確認された人と感染がほぼ確実な人の合計が46州と首都ワシントンで計4714人。症状があっても病院に行かず、検査を受けない人も多いため「確認数は氷山の一角」としていた。
一方、米テキサス州の保健当局は15日、先週末に死亡した30代の男性から新型インフルエンザウイルスを検出したと発表した。感染に伴う米国の死者は5人目。
こちらではまったく緊張感がありません。
マスクをしている人はまったく見かけない。
感染者が出ても休校にならない。
日本からの報道を見ていると、日本での反応が過剰反応に思われ、滑稽にすら見えます。
修学旅行のキャンセルなどが相次ぎ、不要な経済的損失を招いていると思います。
日本にいれば、日本国内の雰囲気にのまれてこのようには思わなかったのかもしれません。
同じ日本人なのに住んでいるところで感じ方がこうも変わるというのは不思議な感じがします。
どちらの国の対応が良いかという議論をするつもりはありません。
ただ、同じ日本人でも住んでいるところで感じ方がこうも違うのかということに驚いています。
関西での感染拡大は小康状態のように受け止められており、神戸市は「ひとまず安心」の宣言を発しています。「ひとまず」の真意が良く分かりませんが、交通関係職員では動きがありましたので記事を掲載します。
●マスク義務付け解除=日航、全日空、JR西
時事通信 5月28日
神戸市が「安心宣言」するなど、新型インフルエンザの感染拡大が終息傾向とみられることを受け、日本航空と全日空は28日、これまで神戸空港や北米路線の機内などで行っていた地上係員、乗員のマスク着用義務付けを29日から取りやめることを決めた。
両社とも、関係空港や機内などには従来と同様、十分な数のマスクを常備する方針で、状況を見ながら本人が必要と判断した場合は着用できる体制を維持する。
一方、大阪府、兵庫県などの328駅の駅員らにマスク着用を義務付けていたJR西日本も同日から通常対応に戻す。(2009/05/28-20:28)
メキシコから世界中に広がった新型インフルエンザは、日本でも感染者が確認されるなど拡大の勢いは強まっており一層の警戒が必要です。厚生労働省の新型インフルエンザ専門会議の議長を務める岡部信彦・国立感染症研究所感染症情報センター長が、5月8日に日本記者クラブで行った現状と対策についての講演内容を掲載します。(あらたにす編集部)
http://allatanys.jp/B001/UGC020006020090514COK00293.html
日本での対応を過剰と書いた後で、やっぱり日本的対応だったと思われることを自分たちもしていたことを思い出しました。5月中旬に日本への出張予定があったのですが、日本側と協議の結果、カナダからの訪問者が日本へ最初に感染をもたらすことになる事態を避けたいという思いで出張を延期することにしていたのです。日本のある地域に最初に感染を招いた張本人になるのを避けたいという思いは、まさに日本人的ではなかったかという気がします。もっとも、この動きは、日本とのコミュニケーションの結果で生まれたものですが。実際、東京都で最初に感染が確認されたとき、校長が涙ながらに会見していたという話を日本にいる妻から聞いたときは、やはりこういうことになるのかという思いがしました。
インターネット検索で見たある報道では、東京都は遺伝子検査をする基準が厳しく、あまり検査をしていないので、公表される感染者数が少なくなっているのだというものがありました。遺伝子検査の費用が1回4万円もかかるため、一々検査していたらもたないのだとか。これは、今回のインフルエンザが弱毒性であることを考慮して東京都が戦略的に進めていたのだとすれば、大した判断だと思いました。経済的損失を防ぐことができている訳ですから。
しかし、失敗から学ぶという観点から見ると、関西での経験は、次につながるものになるでしょう。痛い目を見ないと本当に次につながる対策を打つことができないという気がします。長期的に見れば、日本にとって良い事例となって行くかもしれません。
余談ですが、まもなく小学6年生の娘がトロントに来ます。これは、5月の修学旅行に行けるようにとの配慮からでした。1日目が奈良で、2日目が京都。奈良を見学した日の夜に京都で最初の感染者が出たとの報道。京都に行けるかどうかと戦々恐々でしたが、予定通り京都を見学して帰ってきました。後で聞いたら、バスに乗る際に手の消毒を徹底したとのこと。予定通り修学旅行を決行してくれた学校の判断に感謝しています。