「専門家」のメッセージをどう受け止めるか?
アメリカと日本の専門家のコメントの落差の大きさには驚きます。
状況を客観的に捉えることが今こそ求められています。
リスクコミュニケーションの重要さを再認識しました。
新聞記事から引用すると・・・
CDCのアン・シュケット博士は同日の記者会見で「子供でも大人でも大多数は抗ウイルス薬は必要なく、自宅で休養することで治る」
日本感染症学会は15日、新型インフルエンザの感染が疑われた場合には、軽症でも、タミフルなどの治療薬を早期に投与すべきだとする提言をまとめた
「NHKスペシャル」のヘッドラインは
未知の脅威 新型ウイルス(日本は耐えられるか)
アメリカの例
「新型」感染でもタミフル原則不要、米が指針
インフル
読売新聞 9月9日
【ワシントン=山田哲朗】米疾病対策センター(CDC)は8日、新型インフルエンザに感染しても、健康な人はタミフルやリレンザなど抗ウイルス薬による治療は原則として必要ないとする投薬指針を発表した。
抗ウイルス薬の供給には限りがあるほか、過剰投与で耐性ウイルスが出現する恐れが高まるため。CDCのアン・シュケット博士は同日の記者会見で「子供でも大人でも大多数は抗ウイルス薬は必要なく、自宅で休養することで治る」と述べた。
ただし、持病がある人や、健康な人でも重症化した場合には、ウイルス検査の結果を待たず抗ウイルス薬を投与することが必要としている。世界保健機関(WHO)も、抗ウイルス薬の投与は持病がある人など高リスク集団か、新型インフルエンザで症状が悪化しつつある人に絞るべきだと勧告している。これに対し日本では、健康な人でも感染した場合、抗ウイルス薬を投与する医療機関が多い。
日本の例1
新型、軽くてもタミフル早めに…感染症学会
讀賣新聞 9月16日
日本感染症学会は15日、新型インフルエンザの感染が疑われた場合には、軽症でも、タミフルなどの治療薬を早期に投与すべきだとする提言をまとめた。
世界保健機関(WHO)は、6歳以上の若年者や64歳以下の成人で、かつ軽症の場合、治療薬の投与は不要とする指針を示している。これに対して、今回の提言は「WHOの指針は治療薬の備蓄が少ない国々の事情を踏まえたもの。備蓄が豊富な日本では、感染が少しでも疑われたら、できるかぎり早く治療薬を投与すべきだ」としている。
日本感染症学会緊急提言
http://www.kansensho.or.jp/news/090914soiv_teigen2.html#n02
日本の例2
未知の脅威 新型ウイルス
日本は耐えられるか
NHKスペシャル 2009年9月13日
急激なスピードで感染が広がる新型インフルエンザ。厚生労働省は10月をピークに国民の5人に1人にあたる2500万人あまりが発症し、およそ3万8千人が重症になると想定している。感染の拡大は何をもたらすのか。今回のウイルスは、感染してもほとんどの人が軽症で済むが、わずか数日で症状が悪化する「ウイルス性肺炎」で死亡するケースも数多く報告されるなど、従来のインフルエンザと異なる特徴があることがわかってきた。また、季節性のインフルエンザで亡くなるのは主に高齢者だが、新型では20代から50代でも重症化し、乳幼児から高齢者まで幅広い世代の命に影響が及ぶ。感染力が強いため、患者の急増で医療機関がパンクする可能性もあり、治療が遅れると健康な人でも死に至ることがある。どうすれば重症者や死者を減らすことができるのか。“震源地”メキシコの最新研究からウイルスの正体に迫ると共に、感染拡大に立ち向かう医療現場や、各国の最新の対策を取材、国内での“感染爆発”をどう防ぐのかを探る。


