2010年08月11日

新型インフルエンザとリスクコミュニケーション その19(WHOも終息宣言)

新型インフルエンザが2009年4月に流行が発生しました。WHOによると世界でこれまでに少なくとも1万8449人以上が死亡した、としています。そして一部地域を除き感染拡大が見られないと判断しパンデミックの終息を宣言しました。なお、「宣言」の妥当性については今も検証中と言います。
 一方、強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1)は、昨年流行した新型インフルエンザウイルス(H1N1)と交雑しやすい特徴がある、とした研究もあります。
 2009年夏から秋にかけての日本におけるパニック的行動から学ぶべき1つは、エビデンスevidence(客観的根拠、証拠)に基づいた状況判断(認知)だと感じます。


<新型インフル>パンデミックは終息期に…WHO事務局長
毎日新聞 8月10日23時30分配信
 【ジュネーブ伊藤智永】世界保健機関(WHO)のチャン事務局長は10日、電話回線による記者会見で、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)は終息期に入ったとの声明を発表した。パンデミック宣言は09年6月に出されて以来、約1年2カ月ぶりに解除された。
 世界各国の専門家による緊急委員会が同日朝開かれ、感染状況を討議。WHOは6月3日、感染の「最盛期」(ピーク)は過ぎたものの、冬の南半球で感染状況を監視する必要があるとして警戒水準で最高度の「フェーズ6」を維持していた。しかし、その後、一部地域を除き感染拡大が見られないことから、宣言解除を判断した。
 WHOは、09年4月の流行開始からこれまでに少なくとも1万8449人以上が新型インフルエンザで死亡したとしている。
 WHOのパンデミック宣言については、先進諸国を中心に大量のワクチンや薬が余ったことから、欧州会議などで疑問や批判が起きている。このため、WHOは科学者ら29人による独立委員会を設置。宣言の妥当性について検証作業を進めている。

強毒鳥インフル:新型インフルと容易に交雑 感染の危険性
毎日新聞 2010年8月5日
 ヒトでの流行が懸念されている強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1)は、昨年流行した新型インフルエンザウイルス(H1N1)と交雑しやすい特徴があることを、河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)らが実験で確かめた。H5N1は、ヒトには感染しにくいとされるが、H1N1との交雑によって、感染力を持った強毒ウイルスに変化する可能性がある。5日、米専門誌「ジャーナル・オブ・バイロロジー」(電子版)に掲載された。

 河岡教授らは、H1N1とH5N1の両ウイルスをイヌの細胞に同時に感染させ、増殖したウイルスの遺伝子を調べた。その結果、採取できた59個のウイルスの85%にあたる50個が遺伝子交雑を起こしていた。さらに、ウイルスの感染力や増殖力が強まる遺伝子交雑の組み合わせを想定し、人工的に作った交雑ウイルスをヒトの肺の細胞に感染させたところ、大量に増殖した。
 季節性ウイルス(H3N2、香港型)とH5N1の交雑ウイルスを使った実験では、増殖力はそれほど活発ではなかった。河岡教授は「新型ウイルスは、季節性ウイルスに比べて圧倒的にH5N1と交雑しやすい。交雑は豚の体内で起きるとされるので、大流行を防ぐには、豚の監視が必要だ」と話している。【関東晋慈】
 
posted by ichi3 at 01:25| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by ホ テ ル  のフ ロ ン トで 働 い て る 者 at 2010年08月11日 08:14
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