2006年10月03日

信頼とコミュニケーション(授業のケース)

大学は後期学期が始まりました。学生と教員の関係は
やはり「信頼」を基礎としたコミュニケーションが重要です。
それには、授業開始にあたり、受講生との間に「契約」(約束)
をしっかりと結ぶのがよいと考えます。

市原での授業では「私語厳禁」「成績評価」の2点で「契約」
を明示するようにしています。前期の授業では「私語禁止」と
「出席点」をめぐり受講生から以下のような声がありました。
「私語する人をつまみ出して!」「授業へのコメントを評価点
に含むなら最初に言って欲しかった」など。

当ブログではジョンソン&ジョンソン社のクライシスマネジメント
について書いたことがあります。同社は新入社員の採用プロセスで
以下の「約束」をしているそうです。

コンプライアンスCompliance(法令遵守)は、Johnsonianの
 第一歩です。道交法とて例外ではありません。
 悪質違反・泥酔運転は、今後いかに会社にとって
 貴重な人であろうとも『一発懲戒解雇』で臨みます

(日本法人の新人研場面で告げられる、2002年当時)。

このように明快な契約表明は見事だと思います。もちろん
契約がきちんと実行されてのことですが。

ジョンソン&ジョンソン社(アメリカ)は1886年に創業し120年余
の歴史を持つ総合ヘルスケアの会社です。同社は「我が信条」
というユニークなポリシーを持つことでも知られます。

そこでは上から順に、顧客、社員、地域そして株主との信頼関係
を重視すると主張しています。
http://www.jnj.co.jp/entrance/credo.html

最近も以下のような注目情報があります。
同社は2006年6月に、製薬大手のファイザー社の消費者向けヘルス
ケア製品部門を買収することで同意した、と報じられています。

また、アメリカの投資週刊誌バロンズ(ダウ・ジョーンズ社発行)
2006年9月11日号によると「世界で最も尊敬される大企業」
(運用者年次調査による)の1位に選ばれました。

心理学では「モデル」を重視します。ジョンソン&ジョンソン社
の姿勢は「信頼とコミュニケーション」の秀逸なモデルケースの
一つではないでしょうか。

ラベル:信頼とは
posted by ichi3 at 09:41| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
書き込んでいて言うのはどうかと思ったのですが、ケータイを学習に取り入れるのは個人的に好めません。漢字が忘れがちになりそうだし、人の意思伝達の方法は他にもあると思うからです。私の固定概念的な事ですが…。
Posted by 0611102 at 2006年10月04日 09:57
先生のブログに書き込むという授業はほかにもあったのであまり違和感はありませんが、携帯からもできるのは初めてなので少しまだとまどっています。でも、こうしていろんな人からの意見を簡単に先生がみることが出来るということはいいことだと思うので上手くいけたらいいなぁと思います。
Posted by 0614133 at 2006年10月04日 14:37
心理学ブログにも書きましたが、以下のように考えています。
ケータイの授業利用は一つの試み(実験です)。出席カードや市原に直接メッセージ(この場合もポイントカウントします。言ってください)していただく場合と並列してやっていく予定です。好みと都合などで使い分けてください。
Posted by ichi3 at 2006年10月05日 10:58
ジョンソン・エンド・ジョンソンに立ち入り検査 公取委
日経新聞 2010年3月30日
取引先の小売業者に対し、自社の使い捨てコンタクトレンズの価格を広告に載せないよう強要したとして、公正取引委員会は30日、最大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(東京・千代田)に独占禁止法違反(不公正な取引方法)で立ち入り検査した。立ち入り先は本社や支店など約10カ所とみられる。
 関係者によると、同社は昨年後半から、商品の「ワンデーアキュビューモイスト」などについて、取引先の小売業者が雑誌などに広告を出す際、価格を掲載しないよう要請。従わない場合は「卸価格を上げる」などとして強要していた疑いがあるという。
 コンタクトレンズの2007年度の国内市場規模は約1700億円で、使い捨てタイプが約8割。ジョンソン・エンド・ジョンソンはこのうち半分以上のシェアという。



Posted by ichi3 at 2010年03月31日 13:26
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