2012年06月05日

東日本大震災後の不安 3 (被害想定は困難だが重要)

被害に本題震災の被害を参考に、政府の作業部会が南海トラフ地震の被害推計をしたところ、2003年想定の10倍超30万人の死者と公表しました。津波の発生時刻により大きく変動するとしています。しかしながら、このような要因は以前から分かっていることですから、地震・津波による被害推計は科学的根拠に基づくものではなさそうです。地震予知も観測データや想定モデルそして統計による研究手法を使っていると思いますが、科学的根拠に基づくものではありません。被害推計は社会的要因が大きく影響するため、今回のように「30万人」というデータも、重要な参考資料の一つとして受け止める必要があります。


南海トラフ地震、真夜中なら犠牲者30万人…発生時刻別に被害推計 2003年想定の10倍超
産経新聞 2012.5.29 11:31 [地震]
 「南海トラフ」の巨大地震対策を検討する政府の作業部会は29日までに、被害推計を(1)冬の午前5時(2)秋の正午(3)冬の午後6時−など複数で設定し、試算する方針を決めた。就寝、職場への人の集中、暖房や調理での火の使用などで被害の拡大が予想される時間帯。主査の河田恵昭関西大教授は「真夜中なら犠牲者が30万人を超えてもおかしくない」としている。
 30万人は、国が2003年に想定した死者数約2万5千人の10倍超。河田氏は、昼間に発生した東日本大震災の死者・行方不明者が約1万9千人で、深夜なら6万人近くになったと指摘し、東海沖から四国沖の南海トラフが起こす巨大地震の被災地域人口が東日本大震災の約6倍であることから、最悪の数字で警鐘を鳴らしている。作業部会は6月以降、設定ごとに死傷者数や建物倒壊数などの被害想定をまとめる方針。必要に応じて、想定する季節や時間帯の追加も考える。

ラベル:あきらめない
posted by ichi3 at 00:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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