2014年05月24日

巨大船MARSTAL MAERSKが横浜に入港

marsta_maersk2.JPGmarsta_maersk1.JPG
世界最大のコンテナ船「トリプルE級」の新造船「マースタル・マースク」号が横浜港に入港しました。総トン数: 194849、載貨重量トン: 196000、全長 x 巾: 399m x 60m、建造年: 2014。
毎日新聞は巨大さを図によりわかりやすく報じています。本船は韓国・大宇造船海洋の造船所で建造され、2013-2015年6月までに同クラスのコンテナ船を20隻を建造予定としています。
朝日新聞によると「今回はセレモニーのため特別に寄港したが、今後は、コンテナの扱いが少ない日本の港に寄港する予定はないという。23日夕に出航予定で、広報担当者は「日本に来るのは、最初で最後かもしれません」とのこと。同社はほぼ同じサイズの「エマ・マースク」号を運航していますがこれら巨大コンテナ船はヨーロッパから韓国までは来航していますが、最近は日本への寄港がないのは残念です。

MARSTA MAERSKの現在位置(marinetraffic.com)
http://www.marinetraffic.com/jp/ais/details/ships/219019139/vessel:MARSTAL_MAERSK

マースク社の船舶寄港スケジュール8日本)
http://www.toyoshingo.com/maersk/index.php?port=35&week=

コンテナ船:400m世界最大 大型化で「エコ」 横浜港
毎日新聞 2014年05月23日 
デンマークの海運会社が運航する世界最大のコンテナ船「トリプルE級」の新造船が23日、寄港中の横浜港・南本牧埠頭コンテナターミナル(横浜市中区)で、報道陣に公開された。全長は400メートルで、東京駅の赤レンガ駅舎(335メートル)や旧日本海軍の戦艦大和(263メートル)をはるかに上回る。標準型コンテナを1万8000個搭載でき、船体の大型化により、運航効率の向上と環境への負荷軽減を実現したという。
 「A.P.モラー・マースクAS」の「マースタル・マースク」号。マースク社によると、韓国・大宇造船海洋の造船所で建造され、完成して関係者に披露するために同日朝、来航した。同社は2013ー15年6月までに同級計20隻を建造予定。1隻当たりの価格は最終的に1億8500万ドル前後になる見込みという。
 全長だけでなく、幅が59メートル、高さも73メートルと巨大だ。船室などの内部は19層に分かれており、運航には計22人が必要だ。船級名の「三つのE」は「運航効率化」「スケールメリット」「環境負荷軽減」の英語の頭文字からとった。
 新型エンジンを搭載するなどし、従来のコンテナ船に比べると燃費、二酸化炭素排出量をいずれも20%削減した。同号は23日中に横浜港を離れ、給油後にドル箱路線であるアジア・欧州航路に投入される。
 記者会見したマースク社のステファン・シュラー最高営業責任者(CSO)は「マースクの船が日本に来航したのは90年前。その時の船に比べ、トリプルEは44倍の大きさにもなる。今後も日本の市場に貢献したい」とアピールした。同号は23日午後には横浜港を出港し、ロシアに向かった。
 コンテナ船は、運航効率を高めるため、新造船は大型化の傾向にある。コンテナの輸送運賃が低迷していることが一因で、SMBC日興証券の橋本宗治クレジットアナリストは「燃油も高止まりしているため、海運各社はあらゆるコストを下げることで利益を確保する体質を目指している」と解説する。
 世界1位のコンテナ輸送能力を持つマースク社は、トリプルEの投入により、ライバル社に大きく差をつけたい考えだ。一方で、日本勢は世界で商船三井が10位、日本郵船13位、川崎汽船16位にとどまっている。3社はそれぞれ、中国、韓国、ドイツなどの海運会社とアライアンスを組み、マースク社などに対抗している。【高橋昌紀/デジタル報道センター】

http://mainichi.jp/select/news/20140524k0000m040026000c.html?inb=tw

世界最大のコンテナ船、横浜に見参 全長400メートル
朝日新聞 2014年5月23日
デンマークの海運大手が運航する世界最大のコンテナ船「マースタルマースク」が23日朝、初航海の途中で横浜港に立ち寄った。全長は東京タワーより長い400メートル、船底からの高さは73メートル。甲板の広さはテニスコート80面分以上あり、8畳間がすっぽり入る大きさのコンテナを1万8千個運べる。
 今月韓国で完成したばかりで、韓国・釜山港から中国、東南アジアを経て欧州に家電などを運ぶ航路に就く。今回はセレモニーのため特別に寄港したが、今後は、コンテナの扱いが少ない日本の港に寄港する予定はないという。23日夕に出航予定で、広報担当者は「日本に来るのは、最初で最後かもしれません」。(土居新平)
ラベル:船舶 交通情報
posted by ichi3 at 01:48| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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コンテナ船、日本素通り ハブ港、神戸から韓国・釜山へ
朝日新聞 2014年5月24日
デンマークの海運大手が運航する世界最大のコンテナ船が23日、横浜港を訪れた。この船は今後、韓国・釜山港から中国、欧州などに向かう航路に就くため、完成直後の「顔見せ」だった今回が最初で最後の寄港になりそうだ。世界を移動する貨物は日本を素通りし、韓国やシンガポールの港に集まる。
 23日夕、世界最大の「マースタルマースク」はゆっくりと南本牧埠頭(ふとう)を離れ、ロシアに向かった。コンテナ1万8千個を運べるが、国土交通省の担当者は「荷物を積んだあの船を受け入れられる港は今の日本にはない」と話す。コンテナ船が大型化する世界の潮流に乗り遅れ、港の深さが足りないためだ。
 コンテナ貨物は各地の港から「ハブ(拠点)港湾」に集められ、積み替えて世界に送られる。1980年代までは神戸港がアジアのハブを担い、世界4位のコンテナ取扱量があった。だが最近は韓国・釜山が5位で、日本では最高の東京でも29位にとどまる。国際線のハブ空港を韓国・仁川に奪われたのと同じ構図だ。
 神戸からハブの座を奪った釜山は、効率化のためコンテナ船を大型化したい海運会社の求めに応じていち早く港を整備し、入港料や荷下ろし費用などのコストも日本より4割ほど安くした。例えば北米行きのコンテナ便は、釜山では95年の週17便から2013年は44便に拡大した。これに対し東京、川崎、横浜の合計は49便から30便に減った。今では日本から欧州、北米などに向かう荷物でさえ一度釜山に運ばれることも多い。
 ■国、補助金で流出食い止め
 せめて日本発の荷物だけでも――。国交省は今年度から、日本の港から釜山に送っていたコンテナを京浜港(東京、川崎、横浜)か阪神港(大阪、神戸)に送った海運会社に、1個あたり数千円から数万円の補助金を出すことを決めた。年間14億円を投じる。
 日本の港をハブとして使う会社が減ることでコンテナ便がさらに減る。そんな悪循環を断ち切るねらいだ。国交省幹部は「海外からの荷物を呼び込むより、まず国内から釜山への流出を食い止めるのが先だ。これ以上、欧米路線が減るのを防ぎたい」と話す。
 設備面の遅れを取り戻すため、国が費用の7割を負担して、横浜と神戸で超大型コンテナ船が停泊できるよう港の改修も進めている。ただ、日本の海運会社幹部は「コスト面や積み替える便の多様さを考えると釜山を使わざるを得ない」と話す。
 (土居新平)

Posted by ichi3 at 2014年05月24日 17:11
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