2014年08月17日

東海道新幹線が巨大地震で受ける被害想定(内閣府推定)

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マグニチュード9クラスの巨大地震が東海道新幹線に与える被害想定を、内閣府が2013年に発表した結果を基にまとめた記事が東京新聞に掲載されました。それによると、「架線や高架橋脚などに被害が生じるとしたほか、線路のずれやゆがみが静岡、愛知両県を中心に約百七十カ所発生すると推定」としています。
東海道新幹線はこの10月で開業50年となりますが、現在のところ乗客・乗員に死者が出る重大事故を起こしていません。
阪神淡路大震災(1995年1月17日午前5時46分)では山陽新幹線の高架橋が崩壊しました。地震発生が始発直前であったのは偶然に過ぎません。
JR東海は地震警報システムの強化、橋脚の補強や脱線・逸脱防止対策などいくつかの地震対策を行っている、とされますがその有効性については未知数です。
東海道新幹線は不安を抱えての運用が日常化しています。「想定外」という枕詞が「福島原発事故」でも乱発されていますが、当事者の責任を回避・転嫁するごまかしの心理作戦です。

南海トラフ地震M9級なら 東海道新幹線の線路170カ所ずれ
東京新聞 2014年8月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081702000111.html
 東海沖から九州沖の「南海トラフ」でマグニチュード(M)9クラスの巨大地震が発生した場合、東京−新大阪五百十五キロを結び一日平均四十二万人を運ぶ東海道新幹線にも甚大な影響が予想される。政府や自治体による各地の被害想定は、路線の広い範囲で強い揺れや地盤の液状化、津波浸水に襲われる可能性があることを浮き彫りにした。
 内閣府が昨年発表した想定は、巨大地震の直後に東海道新幹線の架線や高架橋脚などに被害が生じるとしたほか、線路のずれやゆがみが静岡、愛知両県を中心に約百七十カ所発生すると推定。全線復旧に少なくとも一カ月かかり、脱線が起きれば「復旧まで二カ月を要する」と明記した。
 内閣府や各自治体の想定はそれぞれ条件が違うため単純比較はできないが、路線周辺の被害が最大となるケースを集めてみると、掛川や浜松、豊橋の各駅付近が震度7に見舞われ、新富士、静岡、三河安城、名古屋、米原各駅が震度6強などとなる。
 液状化の「発生の可能性が高い」とされたのが名古屋、岐阜羽島、米原、新大阪の各駅周辺だ。沿線も名古屋−米原間の大部分と大阪府内の広い範囲で危険性が挙げられた。地盤が大きく沈下すれば、新幹線施設への影響も否定できない。
 津波に関しては、新幹線は高架や盛り土で線路面の海抜が高い区間が多いため危険は少なそうだ。ただ、静岡県の浜名湖辺りなど路線の間近まで三〜五メートルの浸水が予想される場所もある。
 静岡県は被害想定で三島−静岡間で橋の落下や倒壊、津波による流失が発生して「運行に支障が生じる」と指摘。復旧には一カ月以上かかり、一カ月以内に運転を再開できる三島以東と静岡以西で折り返し運転になると予想した。
 内閣府や東京都の予測は、小田原より東京寄りの区間は最大震度5強で、架線や線路を点検できれば発生当日中にも運行再開できると見込む。
posted by ichi3 at 22:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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