2016年03月16日

新世代人工知能の展開 9 (仕事のない時代到来か?)

2016年3月で「取り潰される」NHKクローズアップ現代は、調査報道の姿勢を貫く非常に価値のある番組です。
番組終了直前の3月に「人工知能と労働の意味」について資本主義の歴史と絡めて重要な問題提起をしています。
広井良典氏(千葉大)によると、1600年代以来資本主義の歴史の中で勃興期の「生活保護」(エリザベス1世)、産業革命を経て「社会保険」(ビスマルク)そして世界大恐慌での公共事業などによる「雇用創出」(ケインズ)という資本主義への「修正」があり、今回の「ITとAI」において根本的変革期に至っている、と話しています。そして国谷氏は『“働かざる者食うべからず”といった、賃金と労働の関係はどうなるのか?と述べ、お金に換算できない価値が深まっていくのか、その時代にどう働くのか?』と問うています。
番組の動画記録も資料としてリンクします(最下段)。

“仕事がない世界”がやってくる!?
NHK クローズアップ現代 2016年3月15日
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3782.html
20年以内に、日本の労働人口の49%の仕事が、機械に置き換えられる!?(シンクタンク試算)。人工知能やロボットによって、従来の仕事がなくなる懸念が世界的に高まっている。ITを通じてホテルの代わりに一般住宅に泊まれる“民泊”や、一般ドライバーと移動したい人とを結ぶ配車サービスはもはや当たり前。新たな仲介サービスの台頭で、アメリカではタクシー会社などが倒産。職を失った人たちが定職に就けず、日雇い生活に陥る事態も起きている。こうした事態にどう対応すればいいのか。欧米では、様々な取り組みが始まっている。スウェーデンの福祉施設では、限られた仕事を賃金を落とさずにシェアする試みを開始。アメリカやスイスでは、全ての国民に毎月一定額を支給する最低生活保障(ベーシックインカム)の導入の検討が始まっている。“働かざる者食うべからず”といった常識が通用しなくなるかもしれない社会で、私たちはどう生きていくのか。最前線のルポから考える。

動画(dailymotion)
http://www.dailymotion.com/video/x3xwxzi_nhk-%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E7%8F%BE%E4%BB%A3-%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%96%E7%95%8C-%E3%81%8C%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8B-20160315_tv
ラベル:統計 研究 ネット
posted by ichi3 at 21:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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