2017年02月11日

第1原発で過去最大の放射線量を計測

東京電力は2号機格納容器で650シーベルトの推計値を得たと発表しました。産経新聞によると『堆積物除去ロボットを投入し、撮影した画像を解析したところ、速報値で毎時650シーベルトを推計したと発表した』とし、これは『福島第1原発で確認された過去最大の値で、人が近づくと数十秒で死亡するレベル』としています。廃炉に向けての準備作業ですが、ロボット投入の段階で今後の具体的な計画などが見通せないきわめて深刻な状況です。東電の記者会見によるとロボットは予備機がないため、ロボットを回収し再利用ができず、事故の現状把握作業すらきわめて困難であると予想されます。

IWJは記者会見の動画記録を公開しています。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/362158

2号機格納容器で過去最大値の毎時650シーベルト ロボットに不具合、除去作業を中断
産経新聞 2017年2月10日
http://www.sankei.com/life/news/170210/lif1702100010-n1.html
 東京電力は9日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内調査に向けて、堆積物除去ロボットを投入し、撮影した画像を解析したところ、速報値で毎時650シーベルトを推計したと発表した。福島第1原発で確認された過去最大の値で、人が近づくと数十秒で死亡するレベル。ロボットのカメラも途中で暗くなったため、作業を中断し格納容器から取り出した。高線量で故障したとみられる。

 毎時650シーベルトを推計したのは、月内にも投入を検討している調査用ロボットが通るレールの上。真上の空間では2日にも毎時530シーベルトという放射線量が推計されており、東電の木元崇宏原子力・立地本部長代理は「この近くに何らかの線源があると推定される」とした上で、溶融した燃料(燃料デブリ)が含まれている可能性については「溶けた燃料が傾斜しているレールを上ってくるとは考えにくい」と述べた。

 今回投入したのは、調査用ロボットを入れる前にレールを掃除するためのロボット。レール上には長さ約5メートルにわたって堆積物があり、このうち約1メートルを除去した時点でカメラが暗くなった。

 東電によると、カメラは累積千シーベルトまでの放射線に耐えられる設計だが、高線量の格納容器内に約2時間滞在したことで、許容量を超えた可能性が高いという。

 レール上にはまだ堆積物が残っているが、ロボットは汚染されており再投入は困難となった。ロボットが堆積物に乗り上げると一時的に走行できなくなる箇所もあり、東電は今後、現状のままで調査用ロボットが投入できるかを検討する。ただ、調査範囲などが大きく制限される可能性は否定できない。

 堆積物除去ロボットは7日に投入する予定だったが、ロボットに水を送るポンプに不具合が見つかり、作業を9日に延期していた。

posted by ichi3 at 11:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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