2017年06月03日

共謀罪で独裁国家へ 3(スノーデン氏の警告は深刻)

 元CIAの職員スノーデン氏は現在ロシアに亡命中ですが、共同通信のインタビューで『参院で審議中の「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案が、個人情報の大規模収集を公認することになると警鐘を鳴らした』と警告しています。
 また、米国家安全保障局(NSA)は『「XKEYSCORE(エックスキースコア)」と呼ばれるメールや通話などの大規模監視システムを日本側に供与』しており、『「日本における(一般人も対象とする)大量監視の始まり。日本にこれまで存在していなかった監視文化が日常のものになる」と指摘。法案に懸念を表明した国連特別報告者に「同意する」と述べた』と述べています。
 日本には戦争時に「隣組」と呼ばれる「住民互助組織」がありましたが、そこには住民同士の相互監視の機能も埋め込まれていました。共謀罪が施行されるとビッグデータの分析技術とも連携し、制御不可能な相互監視システムが構築されるリスクがあります。そうなると、全ての日本在住の人達が強烈な心理的ストレスにさらされる「不幸な社会」が出現します。インタビュービデオのリンクをつけました(ユーチューブ)。

「共謀罪で監視が日常に」 元CIAのスノーデン氏が警鐘
東京新聞 2017年6月2日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201706/CK2017060202000125.html
 米国家安全保障局(NSA)による大規模な個人情報収集を告発し、ロシアに亡命中の米中央情報局(CIA)のエドワード・スノーデン元職員(33)が一日までにモスクワで共同通信と単独会見した。元職員は持ち出して暴露した文書は全て「本物」と述べ、NSAが極秘の情報監視システムを日本側に供与していたことを強調した。
 日本政府が個人のメールや通話などの大量監視を行える状態にあることを指摘する証言。元職員は、参院で審議中の「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案が、個人情報の大規模収集を公認することになると警鐘を鳴らした。
 元職員によると、NSAは「XKEYSCORE(エックスキースコア)」と呼ばれるメールや通話などの大規模監視システムを日本側に供与。同システムは、国内だけでなく世界中のほぼ全ての通信情報を収集できる。米ネットメディア「インターセプト」は四月、元職員の暴露文書として、日本に供与した「エックスキースコア」を使って、NSA要員が日本での訓練実施を上層部に求めた二〇一三年四月八日付の文書を公開した。
 元職員は共謀罪について「日本における(一般人も対象とする)大量監視の始まり。日本にこれまで存在していなかった監視文化が日常のものになる」と指摘。法案に懸念を表明した国連特別報告者に「同意する」と述べた。 (モスクワ・共同)


インタビュービデオ(共同通信、4分)
https://www.youtube.com/watch?v=VEUL6X1ChE0
posted by ichi3 at 00:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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