2018年01月14日

ハワイ州でミサイル攻撃の誤報 1(危機状態は深刻)

 CNNは『米ハワイ州で13日、弾道ミサイル飛来の脅威を告げる誤報がテレビ、ラジオ、携帯電話などに流れる騒ぎがあった』と報じました。具体的には『緊急警報は住民らに弾道ミサイルが迫っていることを知らせ、「ただちに避難を。これは訓練ではありません」と呼び掛ける内容』としています。
 原因について朝日新聞は『州によると、職員が間違ってボタンを押したのが原因だったという』としています。
 このような警報システムにはエラーを防止させるための様々な仕組みが組み込まれています。しかし機能しませんでした。今回はアメリカの州レベルで発生した点が注目されます。北朝鮮とアメリカの関係が「弾道ミサイル攻撃」を巡り緊張している環境下で発生したことです。ということは、アメリカが北朝鮮に向け攻撃活動を開始する可能性があったといえます。
 核戦争勃発の最悪の事態は、このような「ヒューマンエラー」がきっかけとなり得ます。人間は必ずミスをします。強力なシステムを構築し、訓練を実施しようとも、人間的要因(ヒューマンファクター)による事故は防ぎきれないと言われます。その意味で現在はきわめて危険な状況下にあります。


米ハワイ、「弾道ミサイル」の誤報 38分後に取り消し
CNN_JP 2018年1月14日
 ワシントン(CNN) 米ハワイ州で13日、弾道ミサイル飛来の脅威を告げる誤報がテレビ、ラジオ、携帯電話などに流れる騒ぎがあった。
 緊急警報は住民らに弾道ミサイルが迫っていることを知らせ、「ただちに避難を。これは訓練ではありません」と呼び掛ける内容。インターネットのソーシャルメディアなどは一時騒然となったが、州緊急対策当局がまもなく「ミサイルの脅威はない」とツイートした。住民の携帯電話には最初の警報から38分後に、誤報だったことを確認するメッセージが送られた。
 ハワイ州のイゲ知事はツイッターで、州の防衛、緊急対策当局者らに会って原因を究明し、再発を防止すると表明した。
 これに先立ち、州緊急対策当局の責任者が24時間体制の監視センターへ出向き、警報発信の経緯を確認。CNNにメールで「誤報だった」と伝えた。
 同州選出の議員らはツイッターで、再発防止策の必要性を強調した。
 米連邦捜査局(FBI)や国土安全保障省、緊急事態管理庁(FEMA)、連邦通信委員会(FCC)が状況を詳しく調べている。トランプ大統領とマティス国防長官も説明を受けたという。
 専門家によると、ミサイルが実際に発射された場合は人工衛星がただちに検知し、米戦略軍や太平洋軍が追跡して文民当局に情報を提供する。ハワイ州の緊急対策システム自体にこの能力はなく、軍の確認、分析が頼りとなる。


米国
ハワイ「ミサイル攻撃」と誤警報 誤ってボタン押す
毎日新聞 2018年1月14日
https://mainichi.jp/articles/20180114/k00/00e/030/128000c
 ロサンゼルス長野宏美】米ハワイ州で13日朝、弾道ミサイルの脅威が迫っているとして、避難を呼びかける警報が住民の携帯電話に誤送信された。その後、人為的ミスだと確認されたが、昨年、北朝鮮による弾道ミサイル発射実験が相次いだこともあり、一時緊張が走った。
 警報メッセージは午前8時7分、「ハワイに向けた弾道ミサイルの脅威。すぐに身を隠して。これは訓練ではない」という内容で送られた。同州の緊急事態管理局は約10分後にツイッターで「ハワイへのミサイルの脅威はない」と呼びかけ、住民の携帯電話にも約40分後に訂正のメッセージが送信された。イゲ州知事はテレビを通じ、「職員が間違ってボタンを押した」と謝罪し、再発防止を誓った。
 AP通信によると、警報を受けて、ホノルル中心部の高速道路では人々が車を路上に置いて避難するなど、パニックになった。
 トランプ大統領は滞在先の南部フロリダ州で誤送信に関する説明を受けたという。


「ハワイへ弾道ミサイル」誤って警報 住民一時パニック
朝日新聞 2018年1月14日
https://digital.asahi.com/articles/ASL1G1FJSL1FUHBI02B.html
 米ハワイで現地時間13日午前8時ごろ、「ハワイに向けて弾道ミサイルが発射された」という警報が流れ、一時騒然となった。州によると、職員が間違ってボタンを押したのが原因だったという。
 警報はハワイ州の住民のスマートフォンやテレビ、ラジオなどへ送られた。ツイッターには、「弾道ミサイルがハワイに向けて撃たれた。すぐに避難を。これは訓練ではない」という警報の写真つきの投稿が次々と寄せられた。
 ハワイは土曜日の朝だったが、米メディアによると、高速道路から降りようとする車で出口付近が渋滞したり、課外活動中の学校は児童を屋内に避難させたりと各地で混乱が広がった。
 ハワイ州当局は約30分後に「脅威はない」とツイートし、誤作動だったことを認めた。ただ、北朝鮮のミサイル問題がくすぶる最中の誤作動に、住民はパニックになり、ツイッターには「人生で最も恐ろしい瞬間だった」などといった投稿が広がった。
 同州選出のメイジー・ヒロノ上院議員はツイッターに「緊張が高まっているときに、住民への情報は正確でなくてはならない」などと書いた。
 その後会見したハワイ州のデービッド・イゲ州知事は、「勤務交代時にシステムをチェックしていた際、職員が間違えてボタンを押した。こういうことが二度と起きないようにしたい」と謝罪した。(サンフランシスコ=宮地ゆう)
posted by ichi3 at 14:37| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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