2020年12月08日

ハワイ沖で巨大船からコンテナ1800超流出 1(神戸港に緊急入港)

14万トンクラスの巨大コンテナ船が太平洋上で荒天のため1800個以上のコンテナ流出と船体損傷を受けました。乗員に被害はなかったようですが流出し行方不明となったたコンテナには危険物が含まれていたとされます。本船は14,000TEU型省エネコンテナ船で、2019年に日本で造られた新造船です。

ハワイ沖でコンテナ1800個超流出 日本の貨物船から(動画あり)
テレビ朝日 2020年12月8日
https://www.youtube.com/watch?v=T2bDaZppleA
日本の海運会社が運航する貨物船がハワイの沖合で悪天候に遭い、危険物を含む1800個以上のコンテナが流出したことが分かりました。

 定期コンテナ船を運航する「オーシャンネットワークエクスプレス」によりますと、貨物船「ワンアープス」が先月30日の夜からハワイの北西約3000キロの太平洋海上で嵐に遭遇し、積んでいた1816個のコンテナが流出したということです。このうち64個は花火や電池など危険物に指定されているものでした。ワンアープスは中国の広東省からアメリカ・カリフォルニア州に向かっていましたが、今月8日午前に神戸港に到着し、破損や流出したコンテナを確認します。


ハワイ沖で積み荷大量流出 コンテナ船が神戸入港
神戸新聞 2020年12月8日
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20201208011.html
 ハワイ沖で悪天候に遭い、積み荷が大量に流出したコンテナ船「ワン・アパス」(全長364メートル、約14万6700トン)が8日、貨物や船体の検査のため、神戸市の六甲アイランドに着岸した。巨大なコンテナは崩れた積み木のように船から落ちそうになっていた。

 ワン・アパスは「オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)」(本社・シンガポール)が運航。中国から米国に向けて航海中の11月30日夜間、ハワイの北西約3千キロで、強風とうねりを伴う低気圧に遭遇。同社によると、激しい揺れでコンテナ1816個(推計)が海中に流出し、うち64個(同)は花火や電池などの危険物を積んでいた。インドやルーマニアなど出身の乗員の命に別条はなかった。

 同社は川崎汽船と商船三井、日本郵船の事業を統合して2018年4月からサービスを提供。ワン・アパスは日本郵船の六アイにあるターミナルに8日正午ごろ着岸した。崩れたコンテナを降ろしたり、船体の損傷の程度を調べたりする。停泊期間は未定だという。(堀内達成)


コンテナ流出の大型船 ONE APUS、きょう正午に六甲アイランド着岸へ
神戸経済ニュース 2020年12月8日
https://news.kobekeizai.jp/blog-entry-7137.html
 中国・塩田港(広東省深セン市)から米ロングビーチ港(カリフォルニア州)に向かう途中に荒天でコンテナ約1800個(20フィートコンテナ換算)を流出したとみられる大型コンテナ船「ONE APUS」(ワンアパス、写真=発表資料より)は8日正午に、神戸港の六甲アイランドに着岸する見通しになった。船主のチドリホールディング(東京都中央区)と、船舶管理会社のNYKシップマネジメント(シンガポール)が7日発表した。神戸入港に向けては、引き続き船舶と乗組員の安全確保を優先する方針だ。

 船主らは、流出した危険物のコンテナ64個の中身についても確認した。危険物コンテナの中身は64個のうち54個は花火、8個は電池、2個は液体アルコールだった。危険物が流出したことについて、米ホノルルとグアムの米沿岸警備隊・合同救助調整センター(JRCC)に通報。同センターは海上航行警報を発令して、周囲を航行する船舶に注意を呼びかけている。いまのところ浮遊している危険物コンテナはみつかっていないという。

 ワンアパスは甲板上のコンテナが倒壊し、船体にも損傷を受けている。このため営業航海の継続は難しいと判断し、同船の神戸寄港を決めた。神戸では当局が同船の安全を確認した後、流失や破損したコンテナの確認に加え、倒壊したコンテナを仮陸揚げして、船舶の検査や応急処置なども実施する予定だ。作業日数などについては現時点で明らかではないとしている。

 同船は日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社が共同で設立したコンテナ統合会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」が運航する。20フィートコンテナ換算で1万4000個積みの大型コンテナ船だ。11月30日にハワイ北西およそ1600海里(約2960キロメートル)で激しい嵐に遭遇。現時点では危険物コンテナを含むコンテナ1816個を流出したとみられている。


コンテナ1800個流出の「ONE Apus」が神戸入港へ 8日見込む
神戸経済ニュース 2020年12月7日
https://news.kobekeizai.jp/blog-entry-7127.html
 中国・塩田港(広東省深セン市)から米ロングビーチ港(カリフォルニア州)に向かう途中に荒天でコンテナ約1800個(20フィートコンテナ換算)を流出したとみられるコンテナ船「ONE Apus(ワンアープス)」が8日に、神戸港に入港する見通しになった。神戸港では流出したコンテナの数を確定したり、崩れたコンテナを降ろして他船に積み替えたりといった作業に入るとみられる。コンテナを降ろすのには一定の時間が必要とみられるが、同船の作業に必要な時間などは現時点で明らかではない。

 同船は日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社が共同で設立したコンテナ統合会社「ONE」が運航する。船主はチドリ・シップ・ホールディング(東京都中央区)で、NYKシップマネジメント(シンガポール)が管理する。20フィートコンテナ換算で1万4000個積みの大型コンテナ船だ。11月30日にハワイ北西およそ1600海里(約2960キロメートル)で激しい嵐に遭遇。現時点ではコンテナ1816個を流出したとみられ、このうち64個ほどが危険物コンテナである可能性が高いという。

 上海の物流会社という「上海志虹国際物流」のアカウントが3日付でツイッターに掲載した写真(写真=同ツイッターより)によると、流出しなかったコンテナも大きく崩れているもよう。船主などの発表によると、現在は慎重に神戸港に向かっているという。当初は神戸に寄港する予定はなかったが、同船の旗国である日本の港に立ち寄り、コンテナの流出や破損した状況を確認する必要があると判断したようだ。まずは船と乗組員を安全な港湾まで移動させるのをめざしているとしている。

 アジアから米国向けの輸送需要が増え、同航路で10月の海上輸送量は前年同月比23%増の過去最高だったとの統計もある。上海発米国向けの運賃は40フィートコンテナで3900ドルを上回り、これも最近の数カ月は連続して過去最高値を更新する動き。家具や家電の販売が米国で伸びており、クリスマス商戦に加え、新型コロナウイルスの感染が一段と拡大するのに備えて在庫を積み増す動きも指摘されている。需要が超過する航路での事故だけに、過積載はなかったかなどの検証が必要になる可能性も残る。

ラベル:船舶事故
posted by ichi3 at 18:48| 東京 ☀| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
航行海域では有義波高が16メートルに達していた可能性があったとGcaptainが報じています。
https://gcaptain.com/estimated-1900-containers-lost-or-damaged-on-one-apus/
Posted by ichi3 at 2020年12月08日 23:34
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