2020年08月25日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 21(船尾部分の撤去が急務)

珊瑚礁には貨物船の巨大な船尾部分が残されています。朝日新聞によると『座礁したまま放置されている船尾部分の船底が、波を受けて周辺のサンゴを削り続けている可能性が高いという。最も濁りが濃かったのは、船から約800メートルの地点で、通常30メートル程度ある視界が3メートル程度に下がっていた』としています。
マングローブについて『援助隊はマングローブ林についても計7カ所を調査し、全地点で根に油の付着を確認した。小魚や水鳥を引き寄せ、「生命のゆりかご」とも言われるマングローブの「呼吸根」と呼ばれる根が油で覆われたまま放置すれば、窒息したり有害物質の影響で枯れたりする可能性があるため、対策が急がれている』(朝日新聞)と、こちらも対応を急ぐ必要があります
日本からの支援について『援助隊は27日、ラムサール条約に指定されているブルーベイ周辺の調査を予定している。今後は長期的なモニタリングが重要になるという。隊員の一人は「身を引き締め、調査や今後の計画策定に携わりたい」という』(朝日新聞)と述べており、長期的で強力な日本政府の支援が必要です。


モーリシャスのサンゴ、窒息の恐れも 座礁の影響を調査

朝日新聞 2020年8月25日
https://digital.asahi.com/articles/ASN8T6KHCN8TUHBI01L.html?ref=tw_asahi
 インド洋にあるモーリシャスの沖合で長鋪(ながしき)汽船(本社・岡山県)所有の貨物船が起こした座礁事故で、周辺のサンゴに白い堆積(たいせき)物がたまって呼吸の妨げになるなどの影響が出ていることが25日明らかになった。環境影響評価を専門とする日本の国際緊急援助隊の2次隊が、地元の大学や沿岸警備隊と共同で調査して発表した。

 モーリシャス政府によると、事故によるサンゴ礁への影響調査は初めて。援助隊の発表によると、座礁船から約2キロに位置し、流出した油が漂着したエグレット島の周辺の計12カ所の海中を実際に潜って調査した。

 サンゴや海底に付着している油は確認できなかったが、海中でサンゴの破片とみられる濃い白い濁りが3カ所で確認された。座礁したまま放置されている船尾部分の船底が、波を受けて周辺のサンゴを削り続けている可能性が高いという。最も濁りが濃かったのは、船から約800メートルの地点で、通常30メートル程度ある視界が3メートル程度に下がっていた。

 隊員は「細かい物が長期間たまると、サンゴは窒息やストレスで死ぬ恐れがある」と指摘。サンゴに酸素を供給している藻類の光合成を妨げる可能性もあり、「船の撤去を急いで根本を絶つしかない」と話す。オイルフェンスを固定しているロープの一部がサンゴを破壊している状況も確認されたという。

 援助隊はマングローブ林についても計7カ所を調査し、全地点で根に油の付着を確認した。小魚や水鳥を引き寄せ、「生命のゆりかご」とも言われるマングローブの「呼吸根」と呼ばれる根が油で覆われたまま放置すれば、窒息したり有害物質の影響で枯れたりする可能性があるため、対策が急がれている。

 だが、マングローブ林の周辺の地面の一部は泥状で、人が足を踏み込むと地表の油が地中に入り込む恐れがある。地中では油の分解が遅く、環境への影響の長期化も懸念され、満潮時に小舟で近づいて作業するなど、工夫が必要になりそうだという。

マングローブが重油まみれ、回復に30年? 貨物船座礁

 援助隊は27日、ラムサール条約に指定されているブルーベイ周辺の調査を予定している。今後は長期的なモニタリングが重要になるという。隊員の一人は「身を引き締め、調査や今後の計画策定に携わりたい」という。

 モーリシャス政府は24日、二つに割れた船体のうち、船首部分を沖合約15キロまでタグボートで曳航(えいこう)し、水深約3180メートルの海中に沈めたという。同国の国家危機委員会は「フランスの専門家らの助言を得て、沈める場所を決めた」と説明し、海洋汚染や海上航路の妨げにならないようにしたとしている。(遠藤雄司、ヨハネスブルク=石原孝) 
ラベル:船舶事故
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日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 20(船体前部を海底に沈めた)

タグボートに曳航されていた船体の前方部分を海底に沈める作業が終了しました。
共同通信によると『地元当局などは19日、2隻の作業船で沖合13.8マイル(約22キロ)、水深3180メートルの地点までえい航していた。この場所に処分したとみられる。現地で撮影された写真によると、船体は白いしぶきを上げながら沈んだ』としています。
なお、『海中で処分する計画を巡り、近隣のレユニオン島を領有するフランス政府は当初、船内の有害物質が海に漏れ出す恐れがあるとして難色を示していた』(共同)にあるように海洋汚染は危惧されます。


座礁船の海中処分完了 モーリシャス沖、前方部
共同 2020年8月24日
https://this.kiji.is/670639325943252065
 モーリシャス沖で発生した日本の貨物船の重油流出事故で、モーリシャス政府は24日、真っ二つになり沖合にえい航した船体の前方部を海に沈めて処分する作業が完了したと発表した。

 地元当局などは19日、2隻の作業船で沖合13.8マイル(約22キロ)、水深3180メートルの地点までえい航していた。この場所に処分したとみられる。現地で撮影された写真によると、船体は白いしぶきを上げながら沈んだ。

 海中で処分する計画を巡り、近隣のレユニオン島を領有するフランス政府は当初、船内の有害物質が海に漏れ出す恐れがあるとして難色を示していた。

ラベル:船舶事故
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2020年08月24日のつぶやき














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2020年08月24日

2020年08月23日のつぶやき










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2020年08月23日

2020年08月22日のつぶやき
















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2020年08月22日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 19(座礁の原因はナゾ)

貨物船が座礁した原因について、朝日新聞は『浅瀬への接近を察知した沿岸警備隊が約2時間で少なくとも8回連絡を試みたが、貨物船から応答がなかったという』としています。時系列的には『座礁事故が起きた7月25日、沿岸警備隊は午後6時15分に沖合を航行する貨物船をレーダーで確認し、断続的に交信を始めた。午後7時10分、マエブール地区の海岸から約11キロ離れた地点で、貨物船が11ノット(時速約20キロ)の速度で浅瀬の方に向かってきたため、航路の変更を求めようとしたが、反応はなかった』(朝日新聞)といいます。
座礁後の状況として『午後7時25分、貨物船はマエブールから2キロ弱の地点で停止。地元政府は、この時に座礁したとみている。午後8時10分、インド人の船長から連絡があり、「船の制御ができなくなった」と伝えられたという』(朝日新聞)と報じました。
また、『警察は18日、船長と1等航海士を航海の安全を脅かした容疑などで逮捕した。調べに対して船員たちは「島に近づいたのはインターネット接続をして(メッセージアプリの)ワッツアップを利用するためだった」と供述。事故前に船員の誕生日会を開いていたとも話しており、警察はこれらが事故につながった可能性があるとみている』(朝日新聞)としています。なお、本船航路の入力ミスとの報道もあり座礁の原因については不明です。


船員「ワッツアップ利用で島に接近」、モーリシャス座礁
朝日新聞 2020年8月22日
https://digital.asahi.com/articles/ASN8Q6293N8PUHBI03Z.html?iref=pc_extlink
 インド洋の島国モーリシャスで大量の油を流出させた日本企業の貨物船が7月下旬、座礁した当時の詳しい状況が地元警察などへの取材で分かってきた。浅瀬への接近を察知した沿岸警備隊が約2時間で少なくとも8回連絡を試みたが、貨物船から応答がなかったという。

 捜査関係者の説明や政府資料などによると、座礁事故が起きた7月25日、沿岸警備隊は午後6時15分に沖合を航行する貨物船をレーダーで確認し、断続的に交信を始めた。午後7時10分、マエブール地区の海岸から約11キロ離れた地点で、貨物船が11ノット(時速約20キロ)の速度で浅瀬の方に向かってきたため、航路の変更を求めようとしたが、反応はなかった。

 午後7時25分、貨物船はマエブールから2キロ弱の地点で停止。地元政府は、この時に座礁したとみている。午後8時10分、インド人の船長から連絡があり、「船の制御ができなくなった」と伝えられたという。

事故前に誕生日会を開く
 警察は18日、船長と1等航海士を航海の安全を脅かした容疑などで逮捕した。調べに対して船員たちは「島に近づいたのはインターネット接続をして(メッセージアプリの)ワッツアップを利用するためだった」と供述。事故前に船員の誕生日会を開いていたとも話しており、警察はこれらが事故につながった可能性があるとみている。

 貨物船は岡山県の長鋪(ながしき)汽船が所有し、商船三井がチャーターして運航。インドやスリランカ、フィリピンの船員計20人が乗船し、当時は空荷だった。(ヨハネスブルク=石原孝)
ラベル:船舶事故
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日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 18(マングローブの大被害)

油の流出により発生した環境・生態被害は甚大です。朝日新聞はマングローブの被害について『複雑に重なる根の部分にこびりついた油の除去は難しく、回収時期は見通せていない』とし『汚染は、湿地保全を定めたラムサール条約に指定された地域が含まれ、サンゴなど海中の被害調査はこれからだ。環境団体は生態系などの回復に30年前後はかかるとみている』と報じました。
マングローブの状況について『マングローブ保全を進めてきた地元環境活動家、スニル・ドワルカシン氏(62)は、少なくとも10キロの範囲に育つマングローブが被害を受けたと分析。「マングローブは繊細で、作業前に訓練が必要だ」と話し、有志の住民たちも回収を担った砂浜などとの状況の違いを指摘した』(朝日新聞)と述べており日本からの支援は必須事項です。


マングローブが重油まみれ、回復に30年? 貨物船座礁
朝日新聞 2020年8月22日
https://digital.asahi.com/articles/ASN8Q6S6ZN8PUHBI049.html?ref=tw_asahi
インド洋のモーリシャスで起きた油の流出事故では、海岸沿いに広がるマングローブ林が大きな被害を受けた。複雑に重なる根の部分にこびりついた油の除去は難しく、回収時期は見通せていない。

 貨物船のタンクの一部が破損し、約千トンの重油が流出したのは8月6日。油は透き通った海を汚染し、南北10キロにわたる海岸線に漂着。魚や鳥に被害が出た。

汚染は、湿地保全を定めたラムサール条約に指定された地域が含まれ、サンゴなど海中の被害調査はこれからだ。環境団体は生態系などの回復に30年前後はかかるとみている。

 地元の当局者やボランティアらによる清掃が進み、海岸線のうち、砂浜での油の回収はおおむね終了した。作業が難航しているのがマングローブ林だ。

 日本の国際緊急援助隊によると、長鋪(ながしき)汽船所有の貨物船が座礁した場所から約2キロのマエブール地区周辺にあるマングローブは、水面から高さ20〜30センチほどのところにも黒い油が付着しているという。隊員の1人は「根が複雑なのでポンプで吸い取るのも難しい。植物相手なので、高圧洗浄機や薬剤の使用も難しいのではないか。手作業が中心になるだろう」と話した。

 マングローブ保全を進めてきた地元環境活動家、スニル・ドワルカシン氏(62)は、少なくとも10キロの範囲に育つマングローブが被害を受けたと分析。「マングローブは繊細で、作業前に訓練が必要だ」と話し、有志の住民たちも回収を担った砂浜などとの状況の違いを指摘した。

 現地では、フランスやインド、国連などの支援部隊が油の回収作業などにあたってきた。日本からは10日に日本を出国した6人の援助隊のほかに、環境省職員や国立環境研究所の研究者ら7人も20日に現地に到着した。先発隊の6人は引き継ぎを終えた後、22日に現地を発つという。

 油が流出するまでの地元政府の対応が遅かったとの声も一部で上がっているが、政府は「(事故後に船の制御などを担った)サルベージ会社が、5日の時点で油の流出のリスクは低いとの報告をあげていた」と釈明している。

 貨物船は高波などの影響で15日になって二つに分断。地元政府は、離礁した前方部分を沖合に沈める作業を進めているが、環境NGOグリーンピース・アフリカは「汚染を拡大させる」として反対している。引き揚げが難しい船体後方部分は解体する方針だ。(ヨハネスブルク=石原孝)
ラベル:船舶事故
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2020年08月21日のつぶやき












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2020年08月21日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 17(船体前部を沈める作業開始)

モーリシャス当局によると、『20日、二つに割れた船体のうち、一部を海底に沈める作業が同日開始された』(時事)とされます。
現地では『作業は現地時間午後4時(日本時間同9時)に始まった。2隻のタグボートが事故現場の沖合15キロの地点までえい航し、海水を注入して水深3180メートルまで沈める予定。船体の残りの部分は現地に留め置かれる』としています。
一方『沈める場所の選定に当たっては、多くの専門家らの意見を聞いたと強調した。ただ、多様な生物がすむ海に沈めることについては環境保護団体から批判も根強い』と環境保護団体からの批判もあるとのことです。


海中へ沈める作業開始 商船三井手配の座礁船―モーリシャス
時事通信 2020年08月21日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082100437&g=int
 【ポートルイス(モーリシャス)AFP時事】インド洋の島国モーリシャスの沖合で7月下旬、商船三井が手配した貨物船「WAKASHIO」が座礁し、大量の重油が海に流出した事故で、モーリシャス当局は20日、二つに割れた船体のうち、一部を海底に沈める作業が同日開始されたことを明らかにした。
 当局の声明によれば、作業は現地時間午後4時(日本時間同9時)に始まった。2隻のタグボートが事故現場の沖合15キロの地点までえい航し、海水を注入して水深3180メートルまで沈める予定。船体の残りの部分は現地に留め置かれる。
 声明は「作業の責任者は、船内のすべての油や浮遊する破片が既に除去されたことを確認した」と説明。沈める場所の選定に当たっては、多くの専門家らの意見を聞いたと強調した。ただ、多様な生物がすむ海に沈めることについては環境保護団体から批判も根強い。
ラベル:船舶事故
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2020年08月20日のつぶやき




















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2020年08月20日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 16(航路設定に誤りか)

モーリシャス当局者は『「座礁の5日前に設定された航路に誤りがあった。航行システムが誤りを警告したはずだが、乗組員らは無視したとみられるほか、座礁時に遭難信号(SOS)を発信しておらず、沿岸警備隊からの呼び掛けにも応じなかった」と述べた』とニューズウイークが報じました。
そして、『WiーFi(ワイファイ)に接続するために島の近くを航行したとの報道については、電波を受信するのに島に接近する必要はないとして否定的な見方を示した』)(ニューズウイーク)、とし、「WiーFi接続説」に疑問を呈しています。


モーリシャス当局、座礁した「わかしお」の船長と副船長を逮捕
ニューズウイーク 2020年8月19日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/08/post-94213.php
インド洋のモーリシャス沖で貨物船「わかしお」が座礁し、大量の重油が流出した事故で、モーリシャスの警察当局は18日、安全な航行を怠った疑いで、船長と副船長の2人を逮捕したと明らかにした。

当局者はロイターに対し、2人は裁判所に出廷後、保釈が認められず、現在も拘束されているとした上で、「座礁の5日前に設定された航路に誤りがあった。航行システムが誤りを警告したはずだが、乗組員らは無視したとみられるほか、座礁時に遭難信号(SOS)を発信しておらず、沿岸警備隊からの呼び掛けにも応じなかった」と述べた。

乗組員らが当時、船内で誕生パーティーを開いていたとの報道に関しては、取り調べを行ったと認めたものの、誕生パーティーがいつ開かれていたかは定かでないとした。

またWiーFi(ワイファイ)に接続するために島の近くを航行したとの報道については、電波を受信するのに島に接近する必要はないとして否定的な見方を示した。

わかしおは7月25日に座礁。亀裂の入った燃料タンクから重油1000トン超が流出した。[ロイター]
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2020年08月19日のつぶやき














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2020年08月19日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 15(航跡の分析)

本船の航跡についてNHKが報じています。最初の異常について『「IHIジェットサービス」が解析したところ、貨物船は、モーリシャスの南東およそ2キロの沖を航行していた先月25日、1分余りの間に針路をほぼ90度右に変え、10ノット前後で進んでいた速度も1ノット以下に低下していたことが分かりました。船舶事故に詳しい神戸大学大学院の若林伸和教授は「通常、このように人為的に船の向きを変えることはなく、船底が何かに当たって急に向きが変わったのではないかと述べ、この衝突が座礁の原因となった可能性が高いと指摘しています』としています。
商船三井のホームページによると、座礁は7月25日、燃料油の流出は8月6日としています。
https://www.mol.co.jp/pr/2020/20049.html
座礁後『分析データによりますと、貨物船はその後、北におよそ1キロ漂流し、10日余りたった今月5日に電波の発信が止まりました』としており、のの期間に重油流出阻止の対策がとれれば状況は変わっていたと思われます。報道によると、本船を離礁させるためサルベージ会社に作業依頼をしていたが、気象条件が悪く実施できなかったとされます。
本船の航路が通常と大きく異なっていた事実は確認されていますが、その原因については未解明です。

モーリシャス 貨物船はこう座礁した 航路分析からわかったこと
NHK 2020年8月18日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200818/k10012572251000.html
商船三井がチャーターした貨物船がインド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁し大量の重油が流れ出た事故で、位置情報の分析から、貨物船はモーリシャスの南東沖およそ2キロの地点で針路をほぼ90度右に変え、大幅に減速していたことが分かりました。専門家は、この地点で船が何かと衝突し、座礁の原因となった可能性が高いと指摘しています。

岡山県の長鋪汽船が所有し、商船三井がチャーターしていた貨物船「WAKASHIO」は先月25日、モーリシャスの沖合で座礁し、その後、燃料の重油などが大量に流出しました。

AISと呼ばれる、船の位置などを電波で発信する装置のデータ分析を行っている「IHIジェットサービス」が解析したところ、貨物船は、モーリシャスの南東およそ2キロの沖を航行していた先月25日、1分余りの間に針路をほぼ90度右に変え、10ノット前後で進んでいた速度も1ノット以下に低下していたことが分かりました。

船舶事故に詳しい神戸大学大学院の若林伸和教授は「通常、このように人為的に船の向きを変えることはなく、船底が何かに当たって急に向きが変わったのではないか」と述べ、この衝突が座礁の原因となった可能性が高いと指摘しています。

分析データによりますと、貨物船はその後、北におよそ1キロ漂流し、10日余りたった今月5日に電波の発信が止まりました。

また、この海域を航行するほかの船舶のデータと比べると、貨物船は北西におよそ16キロ離れ、モーリシャスの沿岸近くを進んでいたことも分かりました。

専門家「周辺はさんご礁多い」通常と異なる航路とったか
若林教授は「周辺はさんご礁も多く、注意が必要な場所だ。危険な所にわざわざ寄っていくことは考えられない」と述べ、貨物船が通常とは異なる航路をとったことが事故につながったのではないかという見方を示しました。

事故の原因究明に向けては、現地の警察当局などが貨物船の航行データを記録した「ブラックボックス」を回収し、船長を含めた乗組員から事情を聴いています。

商船三井「通常航路からかい離していたことは把握」
貨物船をチャーターした商船三井は「速度が10ノットから1ノットに低下した理由は、座礁が原因だと把握している。また、船が通常の航路からかい離していたことも把握しているが、当社は船をチャーターした立場でありかい離した原因などについては船の所有者である長鋪汽船に確認してほしい」とコメントしています。

また長鋪汽船は「航路は把握しているが、現在、当局が捜査しているところであり、コメントは控えたい。座礁の原因は、当局の聴取が終わったあと、改めて乗組員に事情聴取する予定だ」とコメントしています。

英仏メディア 環境への影響を懸念
商船三井がチャーターした貨物船がインド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した事故について、フランスやイギリスのメディアは重油の回収作業や、環境への影響を懸念する専門家の見方などを伝えています。

このうちフランスはモーリシャスから西に170キロ余り離れたところに海外県のレユニオン島があり、マクロン大統領は今月8日、ツイッターに、「生物の多様性が危機にひんしているときには緊急に行動する必要がある」と投稿し、オイルフェンスなど物資の提供や専門家の派遣といった支援を直ちに行っています。

また、フランスの主要メディアは「数年にわたって白い砂浜やマングローブが汚染されかねない」といった見通しや、「生態系への最悪の災害だ」とする環境団体の懸念を伝え、重油の回収作業などを連日取り上げています。

こうした中、16日にはルコルニュ海外県・海外領土相が現地入りし、上空から現場を視察したほか、モーリシャス政府の閣僚らと面会し、さらなる支援を約束しました。

その一方、ルコルニュ海外県・海外領土相は貨物船の今後の対応をめぐって、「船体を海に沈めるのは望ましくない」と述べるなど、フランス領に影響を及ぼさないようくぎも刺しています。

また、イギリスのメディア各社も事故でモーリシャスの環境に極めて深刻な影響が出ていると伝えていて、このうち公共放送BBCは重油の流出で多様な生物が生息する世界的にも貴重なエリアが被害を受けているとしたうえで、「影響は数十年にわたって残り、手付かずだった沿岸部の自然が元に戻ることはないだろう」という専門家の見方を伝えています。

中国もボランティアで油回収
中国国営の中国中央テレビは、現地にある中国大使館の館員や中国企業15社の従業員ら合わせて200人以上が、ボランティアで油の回収作業に参加したと18日伝えました。

中国中央テレビは、現地ではボランティアが回収作業の主力になっていて、簡易な装備で、海岸やマグローブ林などに漂着した油を取り除いていると伝えています。

また、ボランティアらは、サトウキビの葉やタオル、ペットボトルなどでオイルフェンスをつくり、油の拡散を防いでいるということです。

漁業者「ゲームオーバーだ」
モーリシャスの漁業者は貨物船から流れ出た油で漁場が汚され、今後、漁で生計を立てることができなくなるのではないかと心配しています。

貨物船が座礁したモーリシャスの南東部は、湾内にサンゴ礁が広がる広大なラグーンに多くの魚が生息し、豊かな漁場となっていいます。

座礁の現場から5キロほど離れた南東部の主要都市マエブールの港にはふだん、漁のあるときは魚の水揚げ作業などで活気にあふれていますが、事故のあとは漁に出ることができず、人の姿はまばらです。

貨物船から流れ出た油が漁場周辺にも到達し、海底の砂の中に混じってしまったため、地元の漁業者からは漁への影響を心配する声が相次いでいます。

この海で長年漁を続けるシバナンダ・テイルメイさんは海底にいるミミズやゴカイなどを餌に漁業を行ってきました。

テイルメイさんによりますと、海の上を漂う油はボランティアなどによって除去は進んだものの、海底には油が付着したままで、砂の中に生息する生物が死にかけていると話しています。

テイルメイさんは「海底の生き物も油にまみれていて、もうすぐ死ぬでしょう。こうした生物がいなくなれば私たちはもう魚を取ることができません」と今後、漁で生計を立てることができなくなるのではないかと心配しています。

また、マエブールの漁業者組合の代表、ジョセフ・サンマートさんは、新型コロナウイルスの影響で観光客が激減し、観光業の仕事がなくなった人たちが、漁業を手伝っていたということです。

サンマートさんは「油の流出でまた多くの仕事がなくなってしまった。これからは地元の魚も売れないだろう。子どもや家族をどう養っていけばよいのか。ゲームオーバーだ」と危機感をあらわにしました。

モーリシャス政府は漁業者に対し一定の期間補償金を出す方針ですが、漁業への影響が長期化した場合、誰が漁業者を救済するのか今後の対応が課題となります。




ラベル:船舶事故
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2020年08月18日のつぶやき
















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2020年08月18日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 14(貧弱な日本政府の対応)

日本の国際緊急援助隊はテレビ電話での記者会見で『モーリシャス政府は前の部分は沖合にえい航し、海底に沈めて処分する方針という。現場では既にタグボートが前の部分のえい航を始めているが、最終的な処分地点は未定。後ろの部分は浅瀬に乗り上げたままだが、船からの油流出は収まっており、座礁現場付近でも油のにおいは感じられなかったという』(毎日新聞)としています。
そして、油による環境汚染について『ビーチに流れ着いた油はボランティアも加わって回収が進んできた一方、立ち入りが難しいマングローブ林や湿地では作業がはかどらず、今後の課題との認識を示した』(毎日新聞)としています。
日本政府の対応について、『援助隊の第2陣が19日に日本を出発する。環境省や国立環境研究所の専門家ら7人で構成され、油の生態系への影響などを分析して助言を行う』(毎日新聞)としています。現在活動中の国際緊急援助隊6名と交代するといわれています。
日本政府の対応はいかにも表面的で、環境破壊を修復する実践的な活動をしているようには見えません。


モーリシャスで座礁の貨物船、分裂した前の部分えい航 沖合で沈めて処分へ
毎日新聞 2020年8月18日
https://mainichi.jp/articles/20200818/k00/00m/030/158000c
 西インド洋のモーリシャス沖で大型貨物船「わかしお」が座礁して約1000トンの重油が流出した事故で、現地で活動している日本の国際緊急援助隊が18日、テレビ電話で記者会見した。座礁した船は波や風を受けて前後に分裂しており、モーリシャス政府は前の部分は沖合にえい航し、海底に沈めて処分する方針という。

 援助隊によると、現場では既にタグボートが前の部分のえい航を始めているが、最終的な処分地点は未定。後ろの部分は浅瀬に乗り上げたままだが、船からの油流出は収まっており、座礁現場付近でも油のにおいは感じられなかったという。

 またビーチに流れ着いた油はボランティアも加わって回収が進んできた一方、立ち入りが難しいマングローブ林や湿地では作業がはかどらず、今後の課題との認識を示した。

 国際協力機構(JICA)によると、援助隊の第2陣が19日に日本を出発する。環境省や国立環境研究所の専門家ら7人で構成され、油の生態系への影響などを分析して助言を行う。【平野光芳】
ラベル:船舶事故
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2020年08月17日のつぶやき














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2020年08月17日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 13(船体完全に分離)

15日に分断されていた船体は波浪の影響で16日には完全に分離した状態となりました。そして『2つに割れた船体の周囲では海面が灰色や黒色に濁り、量は不明だが、残っていた油がさらに流出したもようだ。16日にも油の回収作業が続いた』(日経新聞)といいます。
事故による損害について『モーリシャス政府は17日までに、船主の長鋪汽船(岡山県)や保険組合に環境汚染の損害賠償を請求する方針を発表した』(日経新聞)となっています。
分離した船体について、『長鋪汽船によると、船の前方部分を沖合にえい航する。後方部分をどうするかについては関係機関と協議している』(日経新聞)としています。


モーリシャス、賠償請求へ 座礁日本船が完全に分裂

日経新聞 2020年8月17日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62699430X10C20A8EAF000/
 インド洋の島国モーリシャス沖で日本の貨物船が座礁し燃料の重油が大量に流出した事故で、モーリシャス政府は17日までに、船主の長鋪汽船(岡山県)や保険組合に環境汚染の損害賠償を請求する方針を発表した。また地元当局者は16日、貨物船の船体が完全に2つに割れたと明らかにした。

 モーリシャス政府は14日付の声明で、環境汚染による損失や損害の法的責任を追及すると表明し「経済、社会、環境面に影響が出ている」と指摘。モーリシャス国民らに被害を証明する書類や写真の提出を求めた。

 長鋪汽船は13日に「責任を痛感しており、賠償については適用される法に基づき誠意を持って対応させていただく」と声明を発表している。
2つに割れた船体の周囲では海面が灰色や黒色に濁り、量は不明だが、残っていた油がさらに流出したもようだ。16日にも油の回収作業が続いた。

 貨物船は「WAKASHIO」。商船三井が手配し、中国からシンガポール経由でブラジルに向かっていた。約3800トンの重油と約200トンの軽油を積んでいたが、現地時間7月25日夜に座礁し、8月6日に油漏れが発生。千トン以上の重油が船体から漏れ、一部が海岸に漂着した。

 長鋪汽船によると、船の前方部分を沖合にえい航する。後方部分をどうするかについては関係機関と協議している。

 沿岸部には国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に指定された区域もある。モーリシャス政府は、多様な野生生物が被害を受け危機的な状況にあるとして7日に「環境緊急事態」を宣言した。(共同)
ラベル:船舶事故
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2020年08月16日のつぶやき




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2020年08月16日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 12(船体分断)

CNN_JPによると本船の後部で破壊が拡大し、船体が2つに分断されたようです。現場の状況は『地元のボランティア数千人が油の回収作業にあたってきたが、数日前から船体の亀裂が拡大し、分断が懸念されていた』とのことです。
そして『環境保護団体グリーンピース・アフリカの報道担当者がCNNに語ったところによれば、当局は周辺海域を立ち入り禁止とし、ボランティアらに活動停止を求めた』とし、油による環境破壊はさらに拡大の恐れがあります。


モーリシャス座礁、船体が分断 非常事態当局が発表
CNNN_JP 2020年8月16日
https://www.cnn.co.jp/world/35158202.html?ref=rss
(CNN) インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した貨物船の船体が現地時間の15日午後4時半ごろ、2つに割れたことがわかった。同国の非常事態当局が発表した。

商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」は先月25日に座礁し、流出した大量の油による深刻な環境汚染が問題になっている。

現場では地元のボランティア数千人が油の回収作業にあたってきたが、数日前から船体の亀裂が拡大し、分断が懸念されていた。

環境保護団体グリーンピース・アフリカの報道担当者がCNNに語ったところによれば、当局は周辺海域を立ち入り禁止とし、ボランティアらに活動停止を求めた。

船内に残った油が15日までにどのくらい回収されていたのかは明らかでない。商船三井によると、当初積載されていたのはバンカー燃料3800トンとディーゼル燃料200トン。数日前の発表では、燃料タンクから約1180トンが流出、海上と海岸から手作業で460トンを回収済みとされていた。
ラベル:船舶事故
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2020年08月15日のつぶやき


















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2020年08月15日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 11(座礁後の対策不備)

本船からの油流出について『14日になり船倉に残っていた約100トンの燃料が漏出し始めた』とAFPが報じました。
座礁が発生してから最初の燃料油流出までの対応について『船が座礁してから1週間にわたりほとんど対策を講じなかったとして、同国政府が批判の的になっている。一方、わかしおを所有する長鋪汽船(Nagashiki Shipping)の専門家チームが現地に到着したのは、事故から3週間後だった』モーリシャス政府と長鋪汽船の不手際をAFPが指摘しています。


船内からまた燃料流出 モーリシャス座礁事故
AFP 2020年8月15日
https://www.afpbb.com/articles/-/3299251
【8月15日 AFP】インド洋の島国、モーリシャス沖で商船三井(Mitsui OSK Lines)が運航する貨物船「わかしお(MV Wakashio)」が座礁し燃料が流出した事故で、14日、船内に残っていた燃料が新たに漏れ出した。生態系にさらなる悪影響が及ぶ恐れがある。

 わかしおは先月25日、サンゴ礁に乗り上げ、その1週間後から1000トン以上の燃料が流出。マングローブ林や絶滅危惧種が生息する海洋保護区を危機にさらしている。

現場からはこれまでに700トンの油と260トンの汚泥やがれきが除去された。12日、船内の燃料タンクからは燃料がすべて取り除かれ、さらなる大規模流出は免れた。しかし同国の危機対応委員会によると、14日になり船倉に残っていた約100トンの燃料が漏出し始めた。

同委員会は「専門家によると、この種の漏出は予期されていたもので、船体が折れ曲がったことが原因」と説明。流出を止める防材と装置が追加配備された他、近く燃料除去用の船も投入されると述べた。漁師の男性は同日、船の周りの「水がまた黒く染まった」と語った。

 事故をめぐっては、船が座礁してから1週間にわたりほとんど対策を講じなかったとして、同国政府が批判の的になっている。一方、わかしおを所有する長鋪汽船(Nagashiki Shipping)の専門家チームが現地に到着したのは、事故から3週間後だった。
ラベル:船舶事故
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2020年08月14日のつぶやき














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2020年08月14日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 10(Wi−Fiに接続求め座礁?)

WAKASHIO号が航路を外れて座礁した原因について、テレビ朝日は『乗組員は当局の調べに対し、座礁する直前の先月25日夜に乗組員の誕生日を祝っていたと話しているということです。さらに、Wi−Fiに接続するために陸に近付いたと供述しているとも伝えています』と報じました。
本来の航路は20マイル(32キロ)沖合とされており、大きく航路から外れて航行していたことになります。Wi−Fiに接続するため航路をそれ座礁したのが事実とすれば重大な過失といえます。


インド洋で貨物船座礁事故 Wi−Fi接続求めて座礁か
テレビ朝日 2020年8月14日
https://news.yahoo.co.jp/articles/00504b659ecf782822d3b30d06e2aed5fd2a1d9d
 モーリシャス沖で日本の貨物船から重油が流出した事故で、乗組員がWi−Fiに接続するため陸に近付いたと話していることが分かりました。
 地元メディアによりますと、商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」の乗組員は当局の調べに対し、座礁する直前の先月25日夜に乗組員の誕生日を祝っていたと話しているということです。さらに、Wi−Fiに接続するために陸に近付いたと供述しているとも伝えています。こうした一連の行動が原因で貨物船が航路を外れ、座礁した可能性があります。モーリシャス政府は「環境非常事態」を宣言して対策にあたっていますが、1000トン以上、流出した重油の一部はすでに海岸に達していて、美しい海や生態系への深刻な影響が懸念されます。また、AP通信はジャグナット首相が貨物船を所有する長鋪汽船に対して重油の流出による環境被害への賠償を求める方針を示したと報じました。現地には日本政府から海上保安庁の職員ら6人で構成される国際緊急援助隊が派遣されていて、船体の状態や付近の汚染状況を確認するなど支援活動にあたっています。
ラベル:船舶事故
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2020年08月13日のつぶやき














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2020年08月13日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 9(苦闘する汚染除去作業)

漂着した燃料油に対し『ボランティア総出で環境破壊と闘っている。座礁した日本の貨物船から流れ出る燃料を食い止めるため数千人が連日、全身をヘドロまみれにしてきた。広大な海岸やサンゴ礁を守るオイルフェンスはフランスからの支援を待つ。今は麦わらで急造した「防護壁」で、貴重な自然を守るため時間との闘いを続けている』と時事通信が伝えています。
船内の燃料油は回収が完了したとされますが、流出した油による環境破壊は『現場は美しかった砂浜と色鮮やかだったサンゴ礁で、固有の貴重な野生生物の宝庫。大切に保護されてきた湿原も広がる。静かな内海にマングローブの林が揺れる環境にとって、未曽有の災害となった』(時事通信)と取り返しのつかない状態です。


環境破壊阻止、時間との闘い ボランティア、ヘドロまみれ―モーリシャス
時事通信 2020年08月12日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081200222&g=int
【ポートルイスAFP時事】インド洋の島国モーリシャスがボランティア総出で環境破壊と闘っている。座礁した日本の貨物船から流れ出る燃料を食い止めるため数千人が連日、全身をヘドロまみれにしてきた。広大な海岸やサンゴ礁を守るオイルフェンスはフランスからの支援を待つ。今は麦わらで急造した「防護壁」で、貴重な自然を守るため時間との闘いを続けている。

 現場入りした学生は10日、取材に対し「私たちの自然環境がどんどん壊されている。手を貸したい。友人たちと来た」と語った。サンゴ礁のみならず「海を中心に環境全体が影響を受けている。つまり、大きな被害を受けているのは、私たちそのものだ」と訴えた。
 国連の専門家チームも11日、現地入りした。モーリシャスの国連事務所は声明を出し「自然と住民の被害を軽減する努力を支援したい」と表明している。
 モーリシャス大学の環境保護の専門家、バシスト・シーゴビン教授は、燃料の流出量が少しずつ減ってはいるとみている。しかし「流出は今なお続いている」と強調。「厳戒態勢は続けなければいけない」と呼び掛けた。
 警察は11日、インド出身の船長をはじめ船員数人に対し事情聴取を行った。なぜモーリシャスの海岸にこれほど近づいたのかが、座礁の原因究明の焦点とみられている。捜査関係者は「南アフリカの専門家たちが、運航情報を記録したブラックボックスの解析を試みる。すべてはその結果次第だ」と語った。捜査班が9日、座礁船に乗り込み、日誌などを押収したとみられている。
 現場は美しかった砂浜と色鮮やかだったサンゴ礁で、固有の貴重な野生生物の宝庫。大切に保護されてきた湿原も広がる。静かな内海にマングローブの林が揺れる環境にとって、未曽有の災害となった。
 ジャグナット首相は7日、ツイッターを通じ「緊急の環境非常事態を宣言した」と発表した。ただ、座礁が起きたのは7月25日で、2週間も何をやっていたのか説明を求める声が強まっており、政府も苦しい立場に追い込まれている。
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日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 8(船内の燃料油は抜き取った)

船内の燃料油は12日時点で回収が完了した、と船主の長鋪(ながしき)汽船の広報代行会社が発表したとロイターが伝えました。
事実だとすれば、船体の亀裂拡大による被害拡大はとりあえず回避できるかもしれません。


モーリシャス座礁船、燃料油の抜き取りほぼ完了=長鋪汽船の広報会社
ロイター 2020年8月12日
https://jp.reuters.com/article/mauritius-oil-idJPKCN25811T
[東京 12日 ロイター] - インド洋のモーリシャス沖で座礁した貨物船「わかしお」について、船内に残っていた燃料の回収がほぼ完了したことが分かった。船は亀裂が拡大しており、燃料のさらなる流出が懸念されていた。

船主である長鋪(ながしき)汽船の広報代行会社が12日、ロイターに明らかにした。

わかしおは岡山県の長鋪汽船の関連会社が保有・管理し、商船三井(9104.T)が運航する大型ばら積み船。7月25日に座礁し、その後燃料が流出した。

商船三井によると、船は重油3800トンと軽油200トンの計4000トンの燃料を積んでいた。うち重油およそ1000トンが海に流出、残る燃料の抜き取り作業を進め、11日朝時点で1800トンまで減っていた。
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2020年08月12日のつぶやき














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2020年08月12日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 7(時間との戦い)

CNNはヘッドラインで『モーリシャス座礁、貨物船の船体が折れる可能性も』と報じました。
そして、『大規模な油の回収作業が行われており、地元のボランティア数千人が参加している』といいます。
船体の状態については『回収作業をしている一部の人は11日、船体に新しい裂け目が現れたようだと述べた。船体が折れれば、さらに数千トンの油が流出する可能性がある』と語っています。
さらに『国際環境団体グリーンピースの元メンバーで、モーリシャス議会の元議員でもあった人物によれば、貨物船には3つのタンクがあり、この内のひとつから油が漏れた。漏れは止まっており、船体が折れる前に他のタンクから油が漏れるのを防ぐために回収作業が行われている』と、時間との戦いであるとしています。


モーリシャス座礁、貨物船の船体が折れる可能性も
CNN_JP 2020年8月12日
https://www.cnn.co.jp/world/35158051.html?ref=rss
(CNN) インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した貨物船から油が流出している件で、専門家からは船体が折れてさらに油が流出し海の生態系に大惨事をもたらす可能性が指摘されている。座礁船からはすでに約1000トンの油が流出している。

長鋪汽船が所有し、商船三井が運航していた貨物船は7月下旬にモーリシャス東部のポワントデスニー付近で座礁した。大規模な油の回収作業が行われており、地元のボランティア数千人が参加している。

回収作業をしている一部の人は11日、船体に新しい裂け目が現れたようだと述べた。船体が折れれば、さらに数千トンの油が流出する可能性がある。

国際環境団体グリーンピースの元メンバーで、モーリシャス議会の元議員でもあった人物によれば、貨物船には3つのタンクがあり、この内のひとつから油が漏れた。漏れは止まっており、船体が折れる前に他のタンクから油が漏れるのを防ぐために回収作業が行われている。

同国のジャグナット大統領は7日、環境上の緊急事態を宣言した。

油漏れが起きた場所の近くにはブルーベイ海洋公園や観光客らの人気が高い複数のビーチがある。

現場の自然保護活動家は、環境に対する被害の程度を評価するにはまだ早すぎるとし、政府には適正な評価を行ってほしいと述べた。

生活に影響が出るであろう地元の人々の中で懸念が広がっている。モーリシャスは漁業と観光業に依存しており、新型コロナウイルスの感染拡大で海外旅行が停止したことですでに影響が出ている。
ラベル:船舶事故
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日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 6(事故現場の状況)

gCaptainが現地の状況を具体的に伝えています。それによると『8月11日の時点で、約1,020トンのVLSFOが汲み上げられ、小型タンカーに移送されていました。船には、約1,600トンのVLSFOと約200トンのディーゼルが残っており、移送作業は継続しているとナガシキは言った』と燃料油の移送が実施されているようです。
本船は破損状態については『同社はまた、船体の亀裂が拡大し、船が壊れる危険性があることを確認した。「船の船体内部の亀裂が拡大したことを確認しました。状況は、船員の専門チームによって継続的に監視されています。この船は単独では航行できないため、タグボートと若潮の間で牽引接続が確立されています。漂流しないように船を固定するために」と会社は言った』と緊迫した状態にあります。
本船の座礁について『モーリシャス当局によると、沿岸警備隊(NCG)のレーダーオペレーターは、沖合11.5海里のときにワカシオを最初に発見し、「一連の行動」をとって、船に連絡することに成功しませんでした。船が最後に制御して着陸したことを船長が伝えたのは、着陸後のことでした。MAYDAYまたは遭難信号は送信されませんでした』といいます。
また商船三井の対応について『「現地からの対応を目的に、当社から2名を派遣しました。彼らはPCR結果が陰性であることが確認されており、現場に向けて出発しました。船員の火曜日の声明によると、人員の追加派遣と物資の輸送は引き続き検討する」と語った。「私たちはモーリシャスと日本の当局と完全に協力して、できるだけ早く状況を解決します。私たちは環境を保護し、油流出の拡大を防ぐために最善を尽くします』としており、とても「戦力」とは言えません。
なお、記事中に本船の破損を撮影した動画があります。


WAKASHIO船主:本船から1,000トン以上の燃料を汲み上げ
gCaptain 2020年8月11日(グーグル翻訳)
https://gcaptain.com/wakashio-ship-owner-over-1000-tons-of-fuel-pumped-from-vessel/
船主のナガシキ・シッピングによると、モーリシャスにある接地されたMVワカシオから約1,000トンの超低硫黄燃料油が漏出したと推定されている。

船主によれば、7月25日に着陸したとき、船には約3,800メートルトンのVLSFOと200 MTのディーゼルが搭載されていたと推定されています。

8月11日の時点で、約1,020トンのVLSFOが汲み上げられ、小型タンカーに移送されていました。船には、約1,600トンのVLSFOと約200トンのディーゼルが残っており、移送作業は継続しているとナガシキは言った。

同社はまた、船体の亀裂が拡大し、船が壊れる危険性があることを確認した。

「船の船体内部の亀裂が拡大したことを確認しました。状況は、船員の専門チームによって継続的に監視されています。この船は単独では航行できないため、タグボートと若潮の間で牽引接続が確立されています。漂流しないように船を固定するために」と会社は言った。

MV ワカシオは、7月25日にシンガポールからブラジルへの航海中にモーリシャスのポワントデスニー沖の約1925LTで座礁したとき、貨物がありませんでした。船が最初に報告された安定したが、その状態が劣化悪天候が生じ違反、環境緊急事態を宣言するためにモーリシャス政府をリードし、8月6日のバンカータンクの。

インパクトエリアには、ブルーベイマリンパークやイルオアイグレット島などの保護されたサンゴ礁とラグーンが含まれます。

20人の乗組員全員が船から降ろされ、安全です。

SMITサルベージは、モーリシャス当局と協力してサルベージ業務を率いています。

国際海事機関(IMO)もまた、国連環境計画(UNEP)/国連人道問題調整事務所(OCHA)の共同環境部門に油流出対応の専門家を配置することで、この取り組みに参加しています。

接地に関する警察の調査が開始されました。モーリシャス当局によると、沿岸警備隊(NCG)のレーダーオペレーターは、沖合11.5海里のときにワカシオを最初に発見し、「一連の行動」をとって、船に連絡することに成功しませんでした。船が最後に制御して着陸したことを船長が伝えたのは、着陸後のことでした。MAYDAYまたは遭難信号は送信されませんでした。

火曜日の議会への声明で、プラビンドクマールジュグナウト首相は政府が「MVワカシオの保険会社が州および災害によって影響を受けた他のエンティティまたは個人を補償することを確実にするであろう」と述べました。

MVワカシオは、2007年に日本の川崎市のユニバーサル造船所によって建設されました。重量は203,130トンで、長さは300メートルです。パナマで登録されています。

若潮のオペレーターである三井OSKラインズは、この事件について謝罪した。

「現地からの対応を目的に、当社から2名を派遣しました。彼らはPCR結果が陰性であることが確認されており、現場に向けて出発しました。船員の火曜日の声明によると、人員の追加派遣と物資の輸送は引き続き検討する」と語った。「私たちはモーリシャスと日本の当局と完全に協力して、できるだけ早く状況を解決します。私たちは環境を保護し、油流出の拡大を防ぐために最善を尽くします。」

ラベル:船舶事故
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日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 5(対策が進まない)

燃料油の環境破壊について『11日には海辺の清掃活動を進めているモーリシャスのボランティアが死んだウナギを確認した。粘着性の黒い液体にまみれたヒトデの死骸も確認されているほか、カニや海鳥も死んでいる』とニューズウイークが報じています。
今後について、『モーリシャスのジャグナット首相は10日遅く、わかしおには約2000トンの油が残っており、最終的に船体が崩壊するとみられると述べ、最悪に備える必要があると警告した』としていますが、『非政府組織(NGO)「モーリシャス野生生物財団」の保護担当ディレクター、Vikash Tatayah氏は「市民からは政府が対応に時間をかけ過ぎたのではないかとの怒りや批判が出ている」と指摘。わかしおは燃料流出が始まるまで約2週間座礁したままだった。モーリシャス政府当局者からは、今のところコメントを得られていない』と、モーリシャス政府への疑問も起こっています。
本船の運行責任者である商船三井は『商船三井は発表文で「早期の事態解決に向けて取り組みます」と表明。社員6人を現地に派遣したことを明らかにしたほか、人員の追加派遣や物資の輸送についても引き続き検討するとした』としていますが、無責任というほかありません。


モーリシャス沖で座礁した商船三井の運航船、燃料流失1000トン 生態系へ深刻な影響
ニューズウイーク 2020年8月12日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/08/1000-20.php
商船三井<9104.T>が運航する貨物船「わかしお」がインド洋モーリシャス沖で座礁した事故を巡り、燃料流出に伴う周辺への影響が深刻化している。11日には海辺の清掃活動を進めているモーリシャスのボランティアが死んだウナギを確認した。粘着性の黒い液体にまみれたヒトデの死骸も確認されているほか、カニや海鳥も死んでいる。

わかしおは岡山県の長鋪(ながしき)汽船の関連会社が保有・管理し、商船三井が運航する大型ばら積み船。7月25日にモーリシャス南東沿岸のサンゴ礁で座礁し、先週になって燃料が流出し始め、周辺の生態系に深刻な影響を及ぼす恐れが懸念されている。流出量は1000トンとみられている。

清掃ボランティアのYvan Luckhunさんはロイターに対し「船の影響で、さらに何が起きるのか私たちには分からない。(船体の)亀裂がさらに拡大するかもしれない」と語った。

モーリシャスのジャグナット首相は10日遅く、わかしおには約2000トンの油が残っており、最終的に船体が崩壊するとみられると述べ、最悪に備える必要があると警告した。

非政府組織(NGO)「モーリシャス野生生物財団」の保護担当ディレクター、Vikash Tatayah氏は「市民からは政府が対応に時間をかけ過ぎたのではないかとの怒りや批判が出ている」と指摘。わかしおは燃料流出が始まるまで約2週間座礁したままだった。

モーリシャス政府当局者からは、今のところコメントを得られていない。

商船三井は発表文で「早期の事態解決に向けて取り組みます」と表明。社員6人を現地に派遣したことを明らかにしたほか、人員の追加派遣や物資の輸送についても引き続き検討するとした。[ロイター]
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2020年08月11日のつぶやき


















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2020年08月11日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 4(船体破損拡大の危機)

本船の状態について『ジャグナット首相は記者会見で、「亀裂は大きくなっている。状況はさらに悪化している」「船が真っ二つに壊れるリスクもまだある」と述べた』(AFP)と報じています。
まだ大量の燃料油が船内にあるようで『既に1000トンを超える燃料がモーリシャスの青い海に流出し、世界中の観光客を魅了してきたサンゴ礁や白い砂浜、手付かずのラグーンを汚染している。しかし、船内にはまだ約2500トンの燃料が残っている』(AFP)としています。
そして『専門家らは、船体の亀裂拡大によりさらなる重油流出が起きれば、繊細な生態系が取り返しのつかないほど壊滅的な打撃を受けることになると警告している』(AFP)と、事態はきわめて深刻です。


座礁貨物船の亀裂拡大 「真っ二つになる恐れ」 モーリシャス首相が警告
AFP 2020年8月10日
https://www.afpbb.com/articles/-/3298397?cx_part=logly
【8月10日 AFP】インド洋の島国モーリシャスのプラビン・ジャグナット(Pravind Jugnauth)首相は9日夜、同国沖で座礁した商船三井(Mitsui OSK Lines)の貨物船「わかしお(MV Wakashio)」の船体にできた亀裂が拡大していると述べ、生態系と経済にさらなる悪影響が及ぶ恐れに警戒感を表明した。

ジャグナット首相は記者会見で、「亀裂は大きくなっている。状況はさらに悪化している」「船が真っ二つに壊れるリスクもまだある」と述べた。

「わかしお」は先月25日にモーリシャス南東沖のサンゴ礁に座礁。先週になり、船体の亀裂から燃料の重油が漏れているのが確認された。

 既に1000トンを超える燃料がモーリシャスの青い海に流出し、世界中の観光客を魅了してきたサンゴ礁や白い砂浜、手付かずのラグーンを汚染している。しかし、船内にはまだ約2500トンの燃料が残っている。

 モーリシャスの人々の暮らしや経済は、沿岸部の生態系に大きく依存している。専門家らは、船体の亀裂拡大によりさらなる重油流出が起きれば、繊細な生態系が取り返しのつかないほど壊滅的な打撃を受けることになると警告している。
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2020年08月10日のつぶやき












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2020年08月10日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 3(国際的な支援が必要)

本船から流出した燃料油は珊瑚礁を破壊しているようで、AFPは『絶滅危惧種の生き物たち、また手付かずのサンゴ礁やマングローブ林を誇る海洋保護区に流入。モーリシャスのプラビン・ジャグナット(Pravind Jugnauth)首相が「環境における緊急事態」を宣言し、国際的な支援を訴えた』と報じました。
現地の様子は『海岸沿いにはボランティア数百人が集結し、潮の流れに運ばれる燃料を必死に食い止めようと、間に合わせの遮断物を数キロにわたってつなぎ合わせて設置した。ボランティアの多くが全身黒色の油まみれになっていた』とし汚染を除去しようと活動している人々の健康被害も心配されます。
モーリシャスは『世界有数の美しいサンゴ礁を誇るモーリシャスの人口130万人は、食料面でも観光業でも海に大きく依存している。生態学者らは、船がさらに破損し、さらなる大量の漏出を引き起こして、同国経済の根幹を成す沿岸部に破滅的な被害をもたらしかねないと危惧している』とし、さらなる海洋汚染を国際的な支援で防ぐ必要があります。


モーリシャスの燃料漏出、警察が商船三井の運航船に立ち入り捜査へ
AFP 2020年8月9日
https://www.afpbb.com/articles/-/3298333
【8月9日 AFP】インド洋の島国モーリシャス沖で座礁した貨物船から大量の燃料が漏出している事故で、同国警察は9日、この貨物船に立ち入って捜査する方針を発表した。同国では、透き通った海に燃料が流失し、生態学的な惨事が悪化する中、除去作業が続けられている。

 商船三井(Mitsui OSK Lines)が運航するパナマ船籍の「わかしお(MV Wakashio)」から漏れ出した燃料は、絶滅危惧種の生き物たち、また手付かずのサンゴ礁やマングローブ林を誇る海洋保護区に流入。モーリシャスのプラビン・ジャグナット(Pravind Jugnauth)首相が「環境における緊急事態」を宣言し、国際的な支援を訴えた。
 
海岸沿いにはボランティア数百人が集結し、潮の流れに運ばれる燃料を必死に食い止めようと、間に合わせの遮断物を数キロにわたってつなぎ合わせて設置した。ボランティアの多くが全身黒色の油まみれになっていた。

 しかし、濃い汚泥がすでにモーリシャスの手付かずのサンゴ礁や海洋生物の生息環境、白い砂浜に押し寄せており、同国経済が依存している沿岸の繊細な生態系に空前の被害を引き起こしている。

 最も深刻な被害を受けた地域の一つであるマエブール(Mahebourg)の環境保護活動家は、「人々が自分たちの手で対処する必要があると認識した。われわれは、われわれの動物相、そして植物相を守るためにここにいる」と述べた。

 警察は9日、事故の捜査の一環としてモーリシャスの裁判所が発布した捜索令状を執行し、「わかしお」に立ち入って航海日誌や通信記録などの参考物を押収する方針を発表。

 警察当局者によると、インド国籍の船長(58)が捜査のために警察に同行する予定だという。船の座礁時に無事に船外へ避難した乗組員20人は、現在監視下に置かれている。

そうした中、フランスがモーリシャス近くの仏海外県レユニオン(La Reunion)から災害支援のために海軍の艦艇と軍用機、専門家チームを派遣。これに対してジャグナット首相は謝意を表明した。

 商船三井は、船舶付近にオイルフェンスを設置する試みは高波の影響で成功しなかったと発表。複数のヘリコプターが重油3800トンとディーゼル燃料200トンの一部を陸地へと運んでいる。

 航空写真には、座礁した船の周囲の広大な範囲の青い海に、真っ黒な染みが広がっている様子が捉えられており、同地の有名なラグーンや入り江に暗い影が差している。

 「わかしお」は先月25日、国際的に重要な湿地の保全を目的としたラムサール条約(Ramsar Convention)の指定地域に含まれているポワントデスニー(Pointe d'Esny)で座礁。

 世界有数の美しいサンゴ礁を誇るモーリシャスの人口130万人は、食料面でも観光業でも海に大きく依存している。

 生態学者らは、船がさらに破損し、さらなる大量の漏出を引き起こして、同国経済の根幹を成す沿岸部に破滅的な被害をもたらしかねないと危惧している。(c)AFP

ラベル:船舶事故
posted by ichi3 at 17:23| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月09日のつぶやき






















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2020年08月09日

日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 2(日本の救援行動は急務)

本船から流出した大量の重油が海岸に漂着し、『現地からの報道によると、海岸に黒褐色の重油が漂着している。近隣のレユニオン島を領有するフランスはモーリシャス政府の要請に応じ、除去チームや機材を派遣。マクロン大統領は8日、ツイッターで「生物多様性が危機にひんし、対策が急務だ」と表明』(共同)しています。
本船の船主である商船三井はもとより、日本政府の現地救援活動は急務です。

モーリシャス、重油の除去難航
海岸に大量漂着、生物危機に
共同 2020年8月9日
https://this.kiji.is/665100197479515233
 インド洋の世界的な観光地モーリシャス島沖で商船三井が運航する貨物船が座礁し燃料の重油が漏れ出した事故で、9日までに大量の重油が海岸に漂着した。モーリシャス政府は「環境緊急事態」を宣言してフランスや国連に支援を求め、住民も除去に乗り出したが難航。観光業への打撃だけでなく希少生物への影響も懸念されている。


 現地からの報道によると、海岸に黒褐色の重油が漂着している。近隣のレユニオン島を領有するフランスはモーリシャス政府の要請に応じ、除去チームや機材を派遣。マクロン大統領は8日、ツイッターで「生物多様性が危機にひんし、対策が急務だ」と表明した。
ラベル:船舶事故
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日本の大型貨物船座礁し重大な環境破壊の恐れ 1(モーリシャスで珊瑚礁に)

中国からブラジルへ向かっていた商船三井が傭船・運航している貨物船WAKASHIOがインド洋のモーリシャス沿岸で座礁しました。乗組員は全員救助されましたが、破損した船体から大量の流出中で深刻な海洋汚染となる恐れが報じられています。
AFPによると、本船は『2007年に建造され、総トン数10万1000トン、載貨重量トン数が20万3000トン、全長299.95メートル』の大型船で、『地元メディアは、座礁時に積載されていた貨物はなかったものの、ディーゼル燃料200トンとバンカー燃料3800トンを積んでいた』と報じています。
モーリシャス政府によると『何度か船の安定を試みたものの、海が荒れており全て失敗に終わっている。また流出した燃料をポンプでくみ上げる作業も奏功していないという。環境保全活動家らは、船体が分断されて燃料の漏出量が増える恐れがあり、モーリシャスの海岸に壊滅的な被害が及びかねないと不安視している』としています。
商船三井はHPで『当社は座礁事故発生後より社長をトップとする海難対策本部を立ち上げ、日本およびモーリシャスをはじめとする関係当局と連携して対応しています。また、現地への早期要員派遣を含め準備しています。当社は、引き続き船主や関係者と協力し、早期の事態解決に向けて全力で取り組みます』としています。
座礁した海域は『国際的に重要な湿地の保全を目的としたラムサール条約(Ramsar Convention)の指定地域に含まれているポワントデスニー(Pointe d'Esny)で、ブルーベイ(Blue Bay)海洋公園に近い』(AFP)ことから、今後の展開は国際的な注目も高くなっています。
衛星写真で珊瑚礁に燃料油が広範に拡散している様子が報じられています(AFP)。

モーリシャスはアジアとアフリカ南部を結ぶ船舶が使う航路に当たります。
航路図
https://www.marinetraffic.com/ja/ais/home/centerx:54.0/centery:-19.6/zoom:6


日本の貨物船が座礁し燃料漏出、環境災害の恐れ モーリシャス
AFP 2020年8月8日
https://www.afpbb.com/articles/-/3298127?cx_part=logly
インド洋の島国モーリシャスは6日、同国南東部沖で座礁した貨物船から、燃料が漏れ出していると発表した。環境活動家らは、周囲に大きな影響が出る恐れを危惧している。

 日本企業所有でパナマ船籍の「わかしお(MV Wakashio)」は先月25日に座礁。乗組員は安全に避難した。


 船舶関連の情報サイトによれば、わかしおは2007年に建造され、総トン数10万1000トン、載貨重量トン数が20万3000トン、全長299.95メートルだという。

 地元メディアは、座礁時に積載されていた貨物はなかったものの、ディーゼル燃料200トンとバンカー燃料3800トンを積んでいたと報じている。

 同船が座礁したのは、国際的に重要な湿地の保全を目的としたラムサール条約(Ramsar Convention)の指定地域に含まれているポワントデスニー(Pointe d'Esny)で、ブルーベイ(Blue Bay)海洋公園に近い。

 環境省によると、ポワントデスニーと同海洋公園に汚染防止装置が送られた。政府は近隣のフランス海外県レユニオン(La Reunion)に支援を依頼しているという。

 カビダス・ラマノ(Kavy Ramano)モーリシャス環境相は記者会見で「われわれは環境危機に直面している」と述べた。

 またスディーア・モドゥー(Sudheer Maudhoo)漁業相は「この種の大惨事に見舞われたのは初めてで、問題の対応に当たるには、われわれの装備は不十分だ」と認めた。

 両氏によると、何度か船の安定を試みたものの、海が荒れており全て失敗に終わっている。また流出した燃料をポンプでくみ上げる作業も奏功していないという。

 環境保全活動家らは、船体が分断されて燃料の漏出量が増える恐れがあり、モーリシャスの海岸に壊滅的な被害が及びかねないと不安視している。

 世界有数の美しいサンゴ礁を誇るモーリシャスは、食料面でも観光業でも海に大きく依存している。(c)AFP

空撮による動画(AFP 9日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3298303


商船三井HP
当社運航船 座礁および油濁発生の件
2020年8月7日
https://www.mol.co.jp/pr/2020/20046.html
株式会社商船三井(代表取締役社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「当社」)が、OKIYO MARITIME社(長鋪汽船株式会社[代表取締役社長:長鋪慶明、本社:岡山県笠岡市]の関連会社、以下「船主」)から傭船し、運航しているばら積み貨物船WAKASHIO(読み方:わかしお、以下「本船」)は、中国からシンガポール経由でブラジル方面に向かう途中の日本時間7月26日(日)にモーリシャス島沖で座礁により船体が損傷し、救助作業中の8月6日(木)に燃料油が流出しました。これにより現場海域・地域に甚大な影響を及ぼしています。

当社は座礁事故発生後より社長をトップとする海難対策本部を立ち上げ、日本およびモーリシャスをはじめとする関係当局と連携して対応しています。また、現地への早期要員派遣を含め準備しています。当社は、引き続き船主や関係者と協力し、早期の事態解決に向けて全力で取り組みます。

【本船要目】

船種 :鉄鋼原料船ケープサイズバルカー

全長・全幅 :299.5メートル・50メートル

乗組員 :20名(インド人、スリランカ人、フィリピン人など)  

船籍 :パナマ

船主 :OKIYO MARITIME(長鋪汽船株式会社の関連会社)

竣工年 :2007年



ラベル:船舶事故
posted by ichi3 at 16:04| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月08日のつぶやき
















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2020年08月08日

2020年08月07日のつぶやき






















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2020年08月07日

2020年08月06日のつぶやき




























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